イラストレーターの徳田有希(@yuukitokuda)さんが描いたウツボの絵が、「あまりにもリアル」だと話題になっています。「紙の上にウツボを乗せたんでしょ?」と錯覚してしまうほど、本物みたい……!
徳田有希さんは、制作過程をTwitterアカウントに投稿しています。まずはシャープペンシルで下描きをするところからスタート。下地を油性マーカーで塗ったら、その上から色鉛筆でウツボのまだら模様を描いていきます。
緻密なまだら模様を色鉛筆1本で描いていく徳田有希さん。気が遠くなる作業だ……。
その上から、更に色鉛筆で書き込み、目と模様を仕上げていきます。模様の暗い部分と明るい部分を色鉛筆で巧みに表現していきます。
全体像が出来上がったら、マーカーで色を調整し、全体に絵の具で光を塗っていきます。絵に光沢が出たことで、皮膚のヌルッとした感じがこちらまで伝わってきますね。
最後はパンパステルという画材で影をつけ、鋭い歯を描いたら完成! まるで紙の上にウツボが乗っているかのような立体感のある絵が完成しました。今にもビチビチと飛び跳ねそうな躍動感あるウツボ、すごく生き生きしている……!
投稿には、「本物にしか見えないです」「迫力が半端ない!」「すごすぎる」など、徳田有希さんのテクニックを称賛する声が集まっています。
以前には、枝豆(関連記事)やイカのリアルなイラストも話題になった徳田有希さん。ブログにも制作過程が写真とともにまとめられています。
実は今回描かれたウツボは、徳田有希さんと友人であるYouTuber「電流レンジャー」さんらが実際に釣ったものがモデルなんだそうです。
電流レンジャーさんがYouTubeに投稿した動画「【開始10分】80cmの〇〇が釣れた!」では、イラストに描かれたウツボを釣ったときの様子と、なぜかお気に入りのフィギュアを紹介しながらウツボのイラストを描く徳田有希さんの制作風景が紹介されています。
画像提供:徳田有希(@yuukitokuda)さん
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