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2020年1月15日の株式市場で、「いきなり!ステーキ」などを展開するペッパーフードサービス(東証1部)が続落。昨年来安値を連日更新しており、終値で前年末の最終取引日から約15%下げています。
15日の終値は前日比15円安(-1.4%)の1066円。一時は1056円まで下げ、前日に続いて昨年来安値を更新しました。
不振のステーキ専門店「いきなり!ステーキ」は1月中の大量閉店が明らかに(関連記事)。先行きの不透明感に加え、12月27日にはsmbc日興証券を割当先とした「行使価額修正条項付新株予約権(MSワラント)」(関連記事)の発行を発表。全て行使された場合で希薄化率は24.75%と、株式の希薄化を伴うため、さらなる売りを招くことになりました。
19年の売買最終日(12月30日)終値は1259円と、19年の売買初日(1月4日)終値の2834円から約56%の下落。年が明けても下げ止まらず、株式時価総額は約225億円にまで落ち込んでいます。
対照的に、ラーメン店チェーンを展開する幸楽苑ホールディングス(東証1部)は1月6日に51店舗の閉店を発表(関連記事)したものの、15日終値は2187円と、6日終値から約6%上昇しています。低収益店の閉店・業態変換により収益体質を強化するという同社の方針が評価されているようです。株式時価総額は約367億円です。
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資金は主に人件費に充てるとのこと。