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厚生労働省は1月28日、国内で新たに2人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。うち1人は発生源とされる中国・武漢への渡航歴がなく、国内で初めて「ヒトからヒト」への感染が確認されたケースとなります。
厚生労働省によると、感染が確認されたのは奈良県在住の60代男性。1月14日から悪寒、咳、関節痛などの症状が出はじめ、1月17日に奈良県内の医療機関を受診。このときは検査に異常は見られず経過観察となりましたが、25日に再度受診したところ、胸部レントゲン検査で所見が認められたため、奈良県内の病院に入院していました。男性はバスの運転手で、1月8日〜11日と12〜16日にそれぞれ、武漢からのツアー客を乗せていたとのこと。
もう1人の感染者は中国・武漢市在住の旅行者で、40代の男性。国内で確認された新型コロナウイルスの感染者はこれで6人となりました。
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患者本人は症状が軽快して1月15日に退院しているとのこと。