北海道民がジンギスカンの食べ方をめぐって火花を散らす漫画が、道民から反響を呼んでいます。
漫画はあおいくじら(@11aoiwhale13)さんがとなりのヤングジャンプで連載中の漫画『ギークサークルクライシス 姫の恋路はバグだらけ』の一編。北海道の奥地にあるオホーツク大学のサークル「電子創作同好会(デンソー)」を舞台にした“オタサーの姫”みなもを主人公とするラブコメです。
Twitterに投稿された「ジンギスカン、食べさせてみた」は、サークルでのジンギスカンパーティーのエピソード。みなもは、恋のライバル(?)である東京からの編入生・夢海にジンギスカンで差をつけようとするのですが……。
「肉を焼いてタレをつける“あとづけ”か、タレと肉が一緒になった“漬け込み”か」で、みなもは片思い中の花屋敷とバトルに。「札幌が北海道のスタンダードだから」合わせるべきというみなもに「勝手に北海道の代表気取り」「ジンギスピーポーを名乗ってほしくない」と反撃する花屋敷。その言葉に「(北海道の)右側の分際でッ!!」とみなもの闘志に火が付きます。
マトンを買ってきたみなものジンギスシップに疑問を呈す花屋敷、漬け込みは肉の味が分からなくなると主張するみなも。道外出身である夢海の初ジンギスカンゆえに、自分の信じる“本場”を譲れず、ヒートアップする2人でしたが……ごはんをよそおうとした夢海を「ごはんはおむすびにするの!!」と息ピッタリでブロックしたことで争いは収束するのでした。
あとづけ、漬け込み……ジンギスカンに詳しくない人には、初めて知ることがたくさんあって新鮮なお話です。北海道の人にはあるあるなようで、「最後の白米おにぎりにするの!はもう絶対にしたいです! それを焼いて、ジンギスカンのタレ塗って焼きおにぎりすると旨い!!」「あるあるだなあ。自分は松尾のお膝元なので漬け込み派ですが、タレも嫌いではないです」「タレはベル食品派かソラチ派かで二分化される」など道民ならではのリプライが寄せられていました。
ギークサークルクライシス「ジンギスカン、食べさせてみた」
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