家の“顔”であるところの玄関。夫婦二人暮らしの我が家では靴が靴箱に入りきらず、全体的にゴチャッとしている状態でした。人が遊びに来たときは靴があふれかえってしまうことも……。今回は玄関の収納を見直してみます。
靴ホルダーで靴をもっと収納する!
作り付けの靴箱がある我が家の玄関。1段に靴を2足程度入れられるのですが、2人分の靴を全て収められてはいません。いくつか靴の上に靴を置くという状態になっていたり、最上段にはよくわからないこまごまとしたものが詰め込まれていたりします。ここの収納を見直したい!
このあと、一般家庭のわりとゴチャッとした玄関の写真を掲載しています
靴の収納改善で一番優先するべきは「靴の数を減らす」ですが、今回はわりと使っている靴が多いためスキップ(ボロボロの靴が1足出てきたのでそれは捨てました)。次は「靴箱の収納量を増やす」ことを検討します。
箱に入れるなどの方法は、我々夫婦は「見えないものの存在を忘れてしまう」という傾向があり、靴箱の中で見えなくなると「靴の存在自体を忘れる」状態になってしまうので却下。一覧性を保ったままで、収納力を増やすことを目指したい……。
棚の高さを変えられないタイプの靴箱は、靴の上にスペースの余裕があることが多いです。よくある工夫が、コの字ラックなどのアイテムを使って棚を2段にすること。ただ、今回はいろいろとネットサーフィンをして検討した結果、違うアイテムを使ってみることにしました。
今回購入したのは「靴ホルダー(靴スタンド)」。靴を互い違いに収められるホルダーで、同じスペースに約2倍収納することができます(筆者が購入したのは「レック 省スペース 靴スタンド」で価格は1000円前後です。同タイプの商品はさまざまなメーカーから出ています)。
ホルダーを使いながら入れていくと、靴がどんどん靴箱に収まっていってちょっと感動。ブーツや登山靴などハイカットのものはうまく入りませんが、男性用革靴や7センチヒールの靴なども互い違いに収めることができました。
結果、余裕を残して全ての靴を収納完了! 居場所がなく玄関に放置されていたダンベルなども下部に入り“定位置”が決まりました。ちなみに最上部に詰め込まれていた謎のゴチャゴチャアイテムの正体は夫の靴磨きアイテムだったのですが、無印良品のやわらかポリエチレンケースにまとめ、靴を磨きたいときはケースごと取り出してもらうことに。
シーズンごとに「本当にこの靴はいるのか?」という見直しは必要ですが、ひとまずゴチャゴチャは解決しました。現時点で課題に思っているのが、ぱっと見だと同系色のスニーカーの柄やサイズが確認できないこと。そこはホルダーにラベルシールなどを貼り、すぐにわかるようにしたほうが便利かな……と夢をふくらませています。
おまけにちょこっと改善
靴収納の見直しと同時に、2つアイテムを導入しました。
1つ目は山崎実業smartシリーズの「折り畳みドアハンガースマート ホワイト」。ドアの折れ戸にひっかけて設置できるアイテムです。ハンガー部分は折り畳みができます。
月に何回か来客があるのですが、いつも荷物やコート類をかける場所がなく、「その辺に置いといて〜」という状態になっていました。普段は畳んでおいて、お客さんがきたときにだけ開いて使えるというのが便利だな……と購入することに。
いざ設置すると、引っ掛けたのが薄めの靴箱の扉だったため、やや厚みが足りない(しっかり固定されない)という状態でしたが、「お客さんの服をかける」という用途では問題なく使えそう。靴箱の扉の白に合わせたホワイトにしたので、そんなに目立たなくていい感じです。
2つ目はまたしても山崎実業TOWERシリーズの「マグネットマスクホルダーブラック」。マグネットでドアにつけられるマスクホルダーです。これまで我が家にはマスクの“定位置”がなく、なんとなくリビングのすみっこに置いてあったのですが、玄関先から「マスク忘れた〜取って!」と頼まれることが3回ほどあり、「もう玄関に置くのが一番いいのでは!?」と購入に踏み切りました。
現在はマスクを30枚ほど入れてドアに貼り付けています(余談ですが全くストックがないのでこれが切れたら我が家はノーマスクです)。まだ便利さを感じてはいませんが、「取って!」はなくなるのではないか……と期待しています!
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