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「それくらいパリはやばい状態」 辻仁成、息子の学校で新型コロナ感染者 フランス全土の学校休校へ

現在パリ在住の辻さん。

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 フランス・パリ在住のミュージシャンで作家の辻仁成さんが3月13日、Webマガジン「designstories」で公開している日記を更新。息子が通う現地の学校でも、新型コロナウイルス感染者が発生したことを明かしています。

辻仁成 フランス パリ 新型コロナ 休校
辻さん(画像は辻仁成Instagramから)

 2月26日の日記で、隣国であるイタリア北部で新型コロナウイルスが感染拡大しているという話題に振れ、すでにフランスの一部の私立学校は休校しているという現状を伝えていた辻さん。3月3日には消毒用アルコールがどこも売り切れているとつづり、パリ市内でも感染者が増えていることを明かしていました。

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パリの様子(画像は辻仁成Instagramから)

 フランスでは3月12日時点で2876人が感染、61人が死亡するなど隣国のイタリア同様、新型コロナの感染が拡大。これまでにイタリアのサルデーニャ島に近いコルシカ島やオワーズ県など複数地域の学校で学級閉鎖となっており、辻さんも「信じられない事態になった」と驚きをあらわにしていました。

 13日に更新された日記では、帰宅した息子から「うちの学校でも出たよ、コロナに感染した子」と明かされたことを告白。息子は、感染者のクラスだけが学級閉鎖になっているとして「他の学校でも出ている。一人出たら、その子の周辺はみんなかかっている可能性がある。その子の親が感染源らしいけど、それくらいパリはやばい状態なんだよ、パパ。休校にならないわけがないんだ」と辻さんに現状を訴えたといいます。

 その後、現地時間12日20時にはマクロン仏大統領がテレビ演説で、感染地域だけでなくフランス全土の学校を16日から休校にすると発表しました。



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