『ヤングキングBULL』にて『いたいお姉さんは好きですか?』を連載中の漫画家・若菜(@wakanatwi)さんが、アシスタント時代に愛猫に心配されたエピソードを漫画にしています。察して寄り添う猫ちゃんに何人の飼い主が救われたか……!
覚えていないくらい徹夜し、ようやく家に帰れると電車に乗るも、「今月もしぬほど怒られたー…」「私今まで何してたんだろ」「漫画家になれないよ、こんなんじゃ」と落ち込む若菜さん。偶然聞こえてきた大学生っぽいグループの明るい「俺さー漫画家になろうと思ってるんだよネ」「お前なら絶対なれるよ面白いもん」の声に心を暗くしながら、やっとの思いで帰宅します。
お風呂に入るはずが、すぐに耐えきれず座ってしまった若菜さんの元に、愛猫の「へいじ」くんがやってきます。へいじくんは一度膝の上で落ち着くも、頭に落ちてきた涙と若菜さんが泣いている姿に驚き、焦るように顔を近づけてフンフンと鼻を鳴らします。言葉はなくとも、「どーしたの!?」と心配してくれているのが伝わってくる……。
慌てて心配してくれるその愛猫の姿に、ついには涙が引っ込み、笑顔になった若菜さん。最後は大変だったアシスタント時代を振り返り、「つらい時期も君がいたから乗り越えられた」とへいじくんへの思いをつづっています。
同漫画にTwitterでは「すごくわかる…」「よく慰められてます」「私も何度も猫が寄り添ってくれて助けられました」と共感の声が多く寄せられており、愛猫や愛犬が心の支えとなっている飼い主も少なくないようです。
若菜さんは以前に、もういない愛猫「はなちゃん」の姿が見えた気がしたお盆の漫画を投稿して話題に(関連記事)。へいじくんは若菜さん家に初めてやってきた猫ちゃんで、出会いや若菜さんの家族との日常など、当時を振り返ったエッセイ漫画がたびたび投稿されています。はなちゃんの話の続きも公開されているので、気になった方は若菜さんのTwitterやモーメントをのぞいてみるといいでしょう。
へいじくんの漫画
画像提供:若菜(@wakanatwi)さん
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