advertisement
美少女ゲームメーカー「ソフトハウスキャラ」(有限会社キャラ)は3月23日、同月末をもって解散・廃業すると公式Webサイトで発表しました。「経営上の理由」と説明しています。
2000年に発売したデビュータイトル「葵屋まっしぐら」や、「巣作りドラゴン」(04年発売)、「グリンスヴァールの森の中」(06年発売)、「ウィザーズクライマー」(08年発売)など、シミュレーション系のゲームで知られていました。最新作は19年12月に発売した、ネクストンとのコラボタイトル「巣作りカリンちゃん」。
ソフトハウスキャラのタイトルとブランドはDMM GAMESに譲渡し、引き続き「DMM GAMES R18」で販売するとしています。
ファンに対しては、
2000年「葵屋まっしぐら」から20年もの長きにわたり、ご応援ありがとうございました。
──と感謝の言葉を記しています。
廃業理由の詳細は説明されていませんが、美少女ゲーム業界を巡っては、「feng」(フォン)を運営していたホワイトローズ(千葉県市川市)が需要減少による売り上げの落ち込みから破産開始決定を受ける(関連記事)など、厳しい事業環境が続いています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 美少女ゲームレーベル「feng」運営会社が破産 「あかね色に染まる坂」など制作
近年は厳しい経営が続いていたとのことです。 - 「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」など手がけた映像加工のピクチャーエレメントが破産
数々の話題作に参加していました。 - 「ラブライブ!サンシャイン!! 」にも登場 「淡島ホテル」旧運営会社が破産 負債400億円
ホテルは別会社が運営を続けています。 - コロナショックで印税溶けた…… 株に挑んで大損した漫画家にかける言葉が見つからない
ま……漫画描こう! - 劇場公開中のアニメ「フラグタイム」制作会社が破産申請へ アニメーターら約50人に約800万円の未払い
負債総額は約4300万円。