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「少しでも力になればと思い」 YOSHIKI、日本政府管轄の新型コロナウイルス研究施設に1000万円を寄付

4月23日には外出禁止令下にあるロサンゼルスの自宅からの“セルフ配信”も。

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 ロックバンド「X JAPAN」のYOSHIKIさんが自身の運営する非営利公益法人を通じて、新型コロナウイルスなどを研究する「国立国際医療センター」へ1000万円を寄付したことが明らかになりました。同センターは日本政府管轄の医療機関で、組織内の総合病院は特定感染症に関して日本最大の病床数を確保しています。

YOSHIKI 寄付 1000万円 国立国際医療研究所
YOSHIKIさん

 日本における新型コロナウイルス感染者が1万人を超え、医療崩壊寸前となっている状況を憂慮し、YOSHIKIさんは、最前線で戦う医療従事者たちへのサポートとして今回の寄付を実施。寄付に際してのコメントでは、あらゆる業界の方々が経済的にも精神的にも苦しんでいるとした上で、「ただ、今僕らが一番サポートしなければならないのは、こうしている間にも新型コロナウイルスの患者さんの治療に当たっている医療に従事する人達だと思います。少しでも力になればと思い、寄付をさせていただきました」と思いをつづっています。


 新型コロナウイルス感染拡大に関係するYOSHIKIさんの寄付はこれが初めてではなく、3月には米国での食糧難パニックを沈静化させる支援として2万4000ドル(約250万円)を寄付、さらに、公演中止などの影響を受けた音楽業界への支援として10万ドル(約1000万円)を寄付していました。

YOSHIKI マスク デザイン
YOSHIKIさんがデザイン中のマスク(画像はYOSHIKI Instagramから)
YOSHIKI 配信 L.A. 自宅 ニコ生
4月23日にはロサンゼルスの自宅からセルフ配信も(画像はYOSHIKI Instagramから)

 新型コロナウイルス関連の活動としては、自身の着物ブランド「YOSHIKIMONO」でマスクをデザイン中であることも4月19日更新のSNSで報告。また、4月23日19時からは、外出禁止令下にあるロサンゼルスの自宅からニコニコ生放送にて、機材セッティングも含め全てを自分1人で行う“セルフ配信”の第2弾が予定されています。


 YOSHIKIさんはこれまでも災害復興などに大きな関心を寄せ、東日本大震災や熊本地震、2019年の大型台風などの被害への寄付・ボランティア活動を実施(関連記事)。海外では、米国のハリケーン被害やオーストラリアの森林火災に対する寄付の他、小児がんの子どもたちをサポートする財団への継続的な支援なども行ってきました。


五月アメボシ

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