帰省時に実家でインフルエンザをうつしてしまった体験を描いた漫画が、今年のゴールデンウィークの帰省について考えさせる内容で反響を呼んでいます。作者は子育てやワーママのエッセイ漫画をブログで公開しているみみたぶタレ代(@MimitabuTareyo)さん。
今年のゴールデンウィークについて会社で話していると、実家に帰省しようか迷っていると同僚が話します。みみたぶタレ代さんはそんな同僚に、他人に考えを強制はできないけど、と思いつつ、自身が実家に帰ったときにインフルエンザをうつしてしまった経験を話します。みみたぶタレ代さんはこの出来事がきっかけで、病気が流行る時期の家族での帰省について考え直すことになったのだそうです。
正月休みに家族で帰省したときのこと。実家についた翌日夜に、みみたぶタレ代さんは悪寒と鼻水に見舞われます。子どもたちを夫に託し、自分を隔離したものの、2人の子ども、弟、母親が次々にインフルエンザを発症。最終的に家族7人中5人が罹患(りかん)してしまったのです。
しかも発症前には、介護施設から一時帰宅した90代の祖母が家族と一緒に食事していました。結果的には感染しませんでしたが、もし自分の帰省がきっかけで祖母が感染し、介護施設に広がってしまっていたら、あるいは家族の誰かが重症化していたら……と思うと怖かったと話すみみたぶタレ代さん。帰省を迷っていた同僚はこの体験談を聞き、やっぱり今回は帰省するのは厳しいと感じたようです。
外出自粛が続いたあとでの大型連休となれば、実家に帰りたいという気持ちになるのは仕方ないことかもしれません。でも、実家には高齢の両親や祖父母に親戚などもいるでしょうし、医療供給体制が十分でない地域もあるかもしれません。政府や自治体が「ステイホーム」を呼びかけているように、帰省は控えるのがいいでしょう。
読者からは「怖いけど本当誰にでも起こりうることですよね…!」「過去同じ経験(インフルエンザ)してる」などのコメントが届いています。
画像提供:みみたぶタレ代(@MimitabuTareyo)さん
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