猫の毛づくろいをしてあげたり、香箱座りをしたり、ダンボールに入った(つもりでいた)り。そんな自分のことを猫だと思い込んでいるドラゴンと猫の絵本のような漫画『猫に育てられたドラゴン』のコミックスが5月1日に発売されました。
作者の神虫からすみ(@k_arasum_i)さんがTwitterで公開し、「優しくて可愛い世界」「世界観が好き」「こういう絵本欲しい」と話題を呼んだ作品。猫が親代わりとなって幼いドラゴンを育てたことで、成長したドラゴンはほとんど猫のような行動をするようになります。何より2匹は仲良しで、いつも一緒です。
そうは言っても、姿形はドラゴン。成長中だからかドラゴンとしては小さめですが、猫よりはかなり大きい身体です。そのため猫と一緒に散歩中、歩幅が合わなくて猫が大変そうなときは、猫を口にくわえて頑張って歩きます。また寝るときは、以前は猫に包まれて眠っていたドラゴンですが、成長した今は逆に猫を包んで寝るようになりました。
そして心は“猫”なので、ちょっとしたイタズラも。洗濯物を荒らしたり、紙を床に広げたり。人間の飼い主にイタズラが見つかり、猫は何も悪いと思っていない一方で、ドラゴンは「ヤバい」と思って固まる姿がなんともかわいらしいです。首にそれぞれ紙のボードを掛けて反省する様子がクスッとくる!
猫とドラゴン、2匹のほのぼのとした日常漫画は、とにかく現実を忘れて癒やされたい人にピッタリな一冊となっています。ちなみに公開されている漫画では、小さい頃に猫から「寂しくないように」と渡されたボールを大きくなっても大事にするドラゴンや、猫集会に参加するドラゴンといった過去エピソードも。フルカラーのコミックスでは、特に気になる「猫とドラゴンが一緒に住むようになった話」も掲載されており、ドラゴンが“普通に暮らす”ユニークな世界観も楽しめます。
「いつものボール」
「猫集会にはまる猫」
「見た目が違っても、ネコはなかよし」
かわいいイラストもいろいろ!
画像提供:神虫からすみ(@k_arasum_i)さん
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