「アイツよりほんの少しだけ長く」 野口五郎、盟友・西城秀樹さんの3回忌を迎えて思いをつづる

いつの日か西城さんらしい法要を。

[深戸進路，ねとらぼ]

　歌手の野口五郎さんが5月16日にブログを更新。盟友・西城秀樹さんの3回忌を迎えて思いをつづっています。西城さんは2018年5月16日、急性心不全のため63歳で逝去しました。

野口さん（画像は野口五郎オフィシャルブログから）

　「今日はアイツの三回忌… ヤッパリ雨」と盟友に思いをはせた野口さん。「少し前に法要がありました。今年はアイツらしく知り合いを集めて明るく楽しく！　と美紀さんも考えていらした様です」と西城さんらしい法要が営まれる予定だったそうですが、「自粛要請が出ているので！　と連絡があり、『大丈夫ですよ！　僕は構いません！』とは言えません」とCOVID-19（新型コロナウイルス感染症）の影響で実現しなかったことを明かしています。

　西城さん、歌手の郷ひろみさんと「新御三家」として人気を集め、ともに時代を築きあげてきた野口さん。西城さんの旅立ちから2年が過ぎ、「人生少しだけ俯瞰で見てみたら、僕はアイツよりほんの少しだけ長く歌わせてもらっているだけ！」と達観した考え方に至ったようで、「だから敢えて、アイツの分も！」と西城さんの分まで歌い続けるという覚悟を示すように、自身の楽曲「歌がある限り」の歌詞を書き残していました。

63歳の若さで亡くなった西城さん(C)近代映画協会

　また3回忌を迎えた同日は、CS「ホームドラマチャンネル」で西城さんの特集番組が放送。若かりし西城さんと野口さんが共演した歌謡番組「ふたりのビッグショー」、バラエティー番組「カックラキン大放送!!」など懐かしのラインアップとなっています。

若き日の野口さん＆西城さん(C)NHK