フジテレビ系の恋愛リアリティー番組「テラスハウス」の最新シリーズ「TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020」に出演していた“社長”こと新野俊幸さんが5月27日、一部報道されていた番組制作の内部事情について「俺は何も指示されてない」「編集にはムカついてた」などとTwitterで言及。
「TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020」は、出演していた木村花さんが23日に亡くなったことを受け、27日に制作中止が発表される事態に発展。番組についてさまざまな報道がある中、元番組制作スタッフだという人物が、台本はないものの設定通りに動くように指示して撮影を進行していたことを明かした報道に新野さんは「『事実』が大事だと思うからコメントするけど、俺は何も指示されてないよ、忖度なしで」と否定。一方で「編集にはムカついてたけどな」と“リアリティショー”を盛り上げるために切り取った見せ方に対して、制作側への怒りをあらわにしていました。
26日のツイートでは「演者の言動を陰湿に批判することがテラスハウスの面白さのひとつであったという事は否めない」と番組の本質についてつづった上で、「スタジオトークや山チャンネルがその陰湿さを増幅させていた。陰湿であればある程、面白くなるという悪魔構造」と私見を展開。「制作サイドはもちろん、視聴者としてそれを楽しんでいた自分も反省しなければならないと思う」と番組に関わった当事者として責任を感じているようでした。
木村さんに対しては、25日にInstagramで2ショットを添えて追悼メッセージをつづっていた新野さん。「何もできなかった事が、ただただ悔しい。まだ22歳、若すぎる」と遺憾の意を示していました。また、新野さんが誹謗(ぼう)中傷を受けたときに、木村さんから連絡が来て励ましてくれたことを明かし「花、ありがとうね」と感謝をつづり、「ご親族の皆様には心からお悔やみ申し上げます」としのんでいます。
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