レクサスは6月16日、スポーツセダン「IS」の新型を世界初披露しました。日本では2020年秋に発売します。
ISは、レクサスのセダンラインアップで最も小型となるDセグメントのFRスポーツセダン。欧州車ではメルセデス・ベンツのCクラス(関連記事)やBMWの3シリーズ(関連記事)などがライバルに当たります。
今回のモデルチェンジ(3代目ISのビッグマイナーチェンジ)では、従来モデルから継承する「クルマを操る楽しさ」のコンセプトに磨きをかけました。「走る・曲がる・止まる」をオーナーの意図通りにシームレスに気持ち良くこなせるよう走行性能を鍛え上げたとし、外観もズバッと攻撃的なデザインに一新しました。
まず目を引くのはレクサス車の顔「スピンドルグリル」。より大きく立体的になり、「ガッ」と大きく口を開けて襲いかかってくるような姿が強く印象に残ります。新開発の小型LEDヘッドライトによる鋭い目つき、筋肉質で流れるような造形のサイドライン、最新のプレス技術による複雑でシャープなリア周りの造形も含めて、並の高級セダンではないスポーティな走りを予感させます。
駆動方式はFR(フロントエンジン・リアドライブ)。パワートレインは2リッター直4ターボ、2.5リッター直4ハイブリッド、3.5リッターV6エンジンの3種類を継続してラインアップします。2リッターターボ車と2.5リッターハイブリッド車はアクセル開度に対する制御を見直し、オーナーの思い通りにグッと加速するようにレスポンスを高めました。
ほかにも、路面状況や走行シーンに応じたチューニング、スポット打点の追加によるボディー剛性の向上など、まるでスポーツカーのモデルチェンジのような「走りを良くするため/オーナーの官能のため」のマニアックな変更点が列挙されています。
このほか、スマートフォンと連動して音声操作ができる最新のインフォテインメントシステムや安全装備「Lexus Safety System +」の充実、内装の質感アップなど上質セダンとしての魅力も高めます。
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