ニュース
「香川県ゲーム条例」反対署名活動を行っていた高校生が違憲訴訟に向けクラウドファンディングを開始 目標金額は500万円
記事執筆時点で支援総額約180万円が集まりました。
advertisement
4月1日より施行された「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例」に反対の署名活動を行っていた同県の高校生、渉(わたる)さんが違憲訴訟に向けてクラウドファンディングを開始しています。
渉さんはネット上で反対の署名活動を行い、529人分の署名を香川県県議会事務局に提出。今回は「香川県ゲーム条例」が憲法違反であることを確認し、議員の立法不作為を求める国家賠償請求訴訟を行うため、クラウドファンディングを開設しました。
資金の用途は、弁護士報酬、成功報酬、印紙代、憲法学者の意見書作成、その他調査費用や実費用に充てるとのこと。提訴時期は9月を予定しています。
クラウドファンディングは目標金額を達成せずに終了した場合でも集まった分だけ支援金を受けとれる方式です。リターンは1000円でお礼のお手紙、報告活動メール、報告会への参加権利が得られます。記事執筆時点の支援者数は539人、支援総額は約180万円集まっています(目標金額は500万円)。募集終了まで残り62日。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- “香川県ゲーム条例”は違憲か 反対署名活動を行っていた高校生が提訴へ
- “ゲーム規制条例”を香川県内の学生はどう思うか 反対の署名活動を行う高校生「ゲーム好きとしては、自分の将来は自分で決める」
ネット上で署名活動を行い、香川県議会事務局に提出した高校生に話を伺いました。 - 香川県議会、「ゲーム条例」香川弁護士会からの要求に回答 廃止をする「理由ない」
香川県議会が声明を公開しました。 - 香川ゲーム条例、専門家に聞くパブコメの問題点 「公開性や透明性に疑問」「香川県の民主主義が問われている」
千葉大学大学院社会科学研究院の横田明美准教授に聞きました。 - 新型コロナでゲームのプレイ時間はどう変わった? ゲームプレイ時間に関する調査結果発表、香川県の条例施行後の動向も