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香川県のゲーム規制条例を検証する番組、瀬戸内海放送とYouTubeで放送 Twitterで意見募集
KSBで6月27日10時30分に放送後、同日21時にYouTubeへ配信。
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瀬戸内海放送(KSB)の報道番組「報・道・力」で、香川県の「ネット・ゲーム依存症対策条例」がとり上げられることになりました。「検証ゲーム条例」の題で、6月27日10時30分から放送。同日21時からYouTubeでも配信されます。
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インターネットやゲームの依存症による子どもの学力・体力低下を防ぐために立案されたこの条例は、3月18日に可決され4月1日に施行されました。しかし、その過程においては批判も多く、パブリックコメントの募集に際しては、賛成意見が水増しされた疑惑が浮上(関連記事)。香川県内在住の高校生が憲法違反だとして訴訟準備を始めたり、県の弁護士会が廃止を求めたりと、施行後もなお是非を巡る議論が続いています。
番組では、香川県が導入を目指した背景や狙い、条例の中身や制定過程の問題点について、あらためて検証するとのことです。Twitterではハッシュタグ「#検証ゲーム条例」をつけての意見投稿も募っています。
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当日配布された資料では、賛成意見は1ページだったのに対し、反対意見は76ページに渡ってまとめられていました。