異色の18禁映画ヒーローとして人気のキャラクター「デッドプール」の動いてしゃべる“頭だけの”フィギュアが9月1日に米国で発売決定。放送禁止用語まじりでペラペラしゃべりまくるデップーちゃんが、“大人のおもちゃ”になりました。
「デッドプール」はライアン・レイノルズ主演の映画シリーズでもおなじみ、マーベルコミックスの人気キャラクター。正義の味方らしさはゼロ、Fワードを連発する原作にちなみ、玩具メーカー「ハズブロ」が制作した頭だけの俺ちゃんも口の悪さとブラックユーモアは健在となっています。
6月25日にYouTubeで公開された制作者のインタビュー動画では「初めまして! どうせ“こいつ、胴体どこやったんだ”と思ってんだろ」と放送禁止用語まじりにセルフ突っ込みを披露。これが18禁のボキャブラリーだ。
制作したデザインマネージャーも「ウェイド・ウィルソン(デッドプールの本名)と呼ぶべきか、1/8スーパーヒーローと呼ぶべきか」と持て余し気味な同商品。持ち上げたり振ったりする動作に反応する他、専用アプリケーションを使えばシチュエーションに準じて遊ぶことも可能。マーベルの他のキャラクターを“いじる”という、オタクにはたまらない機能付きで「俺ちゃんはデッドプールの頭! ヘッドプールと勘違いしないでね。そいつは別物」と別ユニバース「マーベルゾンビーズ」のキャラクターを巻き込んだジョークを飛ばしています。同じデッドプールの頭でも、ヘッドプールはゾンビ化した生首なのでちょっと違うのです。
先行公開されているCM動画もユーモアたっぷりで、深夜の通販CM調にデップーちゃんとの暮らしの魅力を紹介。「いつも同じような金曜日」にうんざりしている男性が、デッドプールとの共同生活を始めたら生活が一変! デップーちゃんと添い寝したり対面で恋バナしたり、食事のアドバイスをもらったりと充実ライフを送る様子が描かれています。ただし倒れても助けられないので、そこは俺ちゃんに期待しないでくれよな。
現在予約受け付け中のデップーちゃんは、米国内と同じ99ドル99セント(約1万700円、送料別)で日本からも購入可能。ファンの間では「デッドプールの生首」として認知されており、既に予約済みの強者たちは「用途わかんないけどデップーちゃんのトーキング生首予約」「我が家に生首デップーが来るかと思うと、今から興奮して寝れない…」とわくわくツイートを投稿しています。一方で「推しの生首がリアルで販売するってなんだ……?」と戸惑う声も。
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