お笑いコンビ「ナインティナイン」の矢部浩之さんが7月18日、「キングコング」のカジサックこと梶原雄太さんの公式YouTubeチャンネル「カジサックの部屋」に登場。人気バラエティー番組「めちゃ×2イケてるッ!」の大役を任され、重圧に潰されかけていた梶原さんを救っていたことが明らかとなり、ファンから「本当に感動しました」などと称賛が集まっています。
この日の配信では、「カジサックの部屋」の登録者数が200万人に達したことを記念して、大先輩にあたる矢部さんがゲスト出演。2人で「めちゃイケ」時代に起こった出来事を振り返る中、梶原さんがあるエピソードを披露します。
梶原さんが語ったのは、矢部さんの相方である岡村隆史さんが体調を崩し、長期療養することとなった2010年の出来事。フジテレビが毎年夏に開催しているイベント「お台場合衆国」に、「めちゃイケ」はブース出展していましたが、病欠を余儀なくされた岡村さんに代わり、容姿が似ていた梶原さんがゼネラルプロデューサー役を務めることになったそうです。しかし、「めちゃイケ」ならではの分厚い台本に苦戦しただけでなく、本番で向かった現場の空気が「やばかった」とのこと。
番組をあずかる「めちゃイケ」メンバーからすると、「番組の主」ともいえる岡村さんが不在な上、いつ復帰できるかも分からない大変な状況。代役となった梶原さんに対して、「大丈夫か?」「君にできるかな?」との思いがあったようです。梶原さんはスタジオで「アウェー」に置かれ、周囲の人々もみな表向き笑ってくれるものの、「目の奥は笑ってない」という状態。すると、オープニング収録後、カメラが一度止まったところで、梶原さんのもとを訪れた矢部さんが、「梶……。ごめんな、ありがとう」と頭を下げてきたといいます。
梶原さんは「僕、その一言のおかげでその後元気いっぱいできたんですよ!」「あの一言なかったら、僕もう全部台本飛んでるんですよ!」と、当時の感動ぶりを熱弁。矢部さんは、「『ありがとう』は『大丈夫やで』の代わりや。『全然大丈夫やからこれ』って」と、投げかけた言葉の意味を説明した他、「俺、何の心配もしなかったけど?」と、代役としてうってつけだと確信していたことも告白。梶原さんを大いに喜ばせていました。
「めちゃイケ」がらみの温かいエピソードを聞いて、ファンからは「泣けた」など、感激する声が寄せられました。また、「矢部さん好きになりました」「めちゃくちゃ人情深い人ですね」と、矢部さんの優しさに引かれる人も現れています。
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