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30年以上前に盗まれたフェラーリ、川底で発見 地元水族館で展示する案が浮上

スクラップになるかと思いきや、あるユニークな活用法が出ているそうです。

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 30年以上前に盗まれたフェラーリが川底に沈んでいるのを発見されました。さすがに走ることはできず、スクラップにされる予定でしたが、ユニークな活用方法が提案され話題になっています。

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20年ぶりに発見されたフェラーリ「モンディアル」(画像はFacebookから)

 クルマが発見されたのは、オランダのアムステルダム。フェラーリ「モンディアル」という車種で、1987年に盗まれたクルマです。1994年に捜索が打ち切られ、長く行方知れずでした。

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車体全体がボロボロです

 そんなクルマを発見したのは、川で訓練中だった消防隊のダイバー。川底に沈んだクルマを発見したと報告を受けた警察が、オランダ軍などと協力してクルマを引き上げてみたところ、30年以上も前に盗まれたフェラーリであると特定できました。

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エンジンルームもひどい状態

 現在の法的な所有者である保険会社がフェラーリを保管していますが、長い間水中にあったため修理は難しく、スクラップにするほかありません。しかし、地元住民たちからARTISアムステルダム動物園にある水族館で展示してはどうかという提案があり、議論が行われています。

 この水族館では、運河をモチーフに地元の水棲生物たちを展示する企画などを手がけた実績があります。実際に地元の川底で30年以上に渡って過ごしてきたクルマを展示に使うというのはナイスアイデアと言えそうですね。

 高級車で知られるフェラーリが沈められた水槽……どんな光景になるのか気になってしまいます。



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