横浜駅「夏のかながわ味わい弁当」(960円)〜この夏も、神奈川の風景を思い浮かべて駅弁!
三崎の海産物、小田原蒲鉾、おなじみシウマイと神奈川の味が一度に味わえる駅弁。夏らしいおかずと共に箸が進みます。
【ライター望月の駅弁膝栗毛】
令和2(2020)年、神奈川県の新しい鉄道風景の1つに数えられるのは、東海道本線の湘南・伊豆特急にE261系電車の「サフィール踊り子」がデビューしたこと。
30年にわたって活躍してきた251系電車の「スーパービュー踊り子」を置き換えて、全車グリーン車指定席のハイグレードな列車として登場しました。
港町・横浜から湘南・伊豆の海へ向けて、新しい風が吹いています。
そんな神奈川の景色を思い浮かべていただきたい駅弁といえば、横浜駅弁「崎陽軒」の「かながわ味わい弁当」シリーズ。
神奈川県とのタイアップ企画として「かながわを、知り、味わうお弁当」をコンセプトに誕生。
季節ごとに少しずつ構成を変えており、その時期ならではの味を楽しむことができます。
今年(2020年)の「夏のかながわ味わい弁当」(960円)は、8月31日までの販売予定です。
【おしながき】
- 白飯(トッピング:枝豆とちりめんじゃこの炒り煮)
- 白飯(トッピング:小田原産梅干)
- 三崎産マグロの生姜煮
- 三浦産芽ひじきとくきわかめの炒め煮
- 小田原蒲鉾
- 昔ながらのシウマイ3個
- とうもろこし真丈煮
- 筍煮
- 人参煮
- 蓮根煮
- 玉子焼き
- きゅうりの漬物
- 黒糖わらびもち
三崎の海産物、小田原蒲鉾、おなじみシウマイと神奈川の味が一度に味わえる駅弁です。
ご飯はいつもの小田産梅干に加え、夏らしく枝豆とちりめんじゃこの炒り煮が載った白飯という2つの味が楽しめます。
旬を迎えたとうもろこしの真丈煮や、三崎産マグロは食欲をそそる生姜煮となっていて、夏らしいおかずと共に箸が進みます。
東海道新幹線には、7月1日から新たにN700S新幹線電車がデビューしました。
こちらもまだ真っ白な車体と、お顔の“ヒゲ”を光らせながら、「のぞみ」や「ひかり」「こだま」として、神奈川県内を走り抜けて行きます。
海をはじめさまざまなレジャーは、少し厳しい今年の夏ですが、少し足を伸ばす方も、近場で楽しむ方も、巣ごもりする方も、いまだから楽しめる駅弁を味わってみてはいかがでしょうか。
連載情報
ライター望月の駅弁膝栗毛
「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!
著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/
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