本田技研工業(ホンダ)は、新型スポーツバイク「CBR600RR」を8月21日に正式発表します。発表に先駆けて、新型の写真やティーザームービーを先行公開しました。
CBR600RRは600ccクラスのスーパースポーツモデル(600SS)で、2003年に登場し、ヤマハの「YZF-R6」やカワサキの「ZX-6R」と並び、欧州を中心に600SSブームを起こした車種です。
日本向けの公道仕様は、環境規制の兼ね合いで2016年に惜しまれながらも生産終了。2017年以降は、毎年秋に受注期間限定で販売される競技用のレースベース車(公道走行不可)のみとなっていました。
4年ぶりとなる新型は、従来どおり599ccの直列4気筒エンジンを搭載。最新の電子制御技術や空力性能技術を盛り込みます。
若干の小型化を受けてメインフレームが露出するようになったカウルには、MotoGPマシンに始まり市販車にも取り入れられている「ウイングレット」が追加されています。こちらも近年のSSのトレンドを取り入れた仕様です。
先行公開された写真では、メインフレームやシートカウルには手を加えられていないように見受けられます。初代からの伝統で「ロクダボといえばこれ」なセンターアップマフラーも受け継がれています。
ティーザームービーを見ると、兄貴分のCBR1000RR(SC77型。現行のSC82型RR-Rではない)と同形状のフルデジタルメーターが映っており、ライディングモードの表示も確認できます。
裏を返せば、IMU(イナーシャル・メジャーメント・ユニット)や電子制御スロットルといった最新の高度な電子制御装備が追加されている可能性が高いですが、気になる詳細は8月21日に明らかになる見込みです。
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