お笑いコンビ「NON STYLE」の石田明さんが8月10日、お笑いコンビ「キングコング」のカジサックこと梶原雄太さんの公式YouTubeチャンネルにゲスト出演。うつ闘病で陥った“薬漬け”の苦しい実態と、窮地を救ってくれた妻への感謝を明かしました。
石田さんは2000年の「NON STYLE」結成後、仕事上のストレスなどが原因でうつ病を発症。食欲や体重の減退などに悩まされ続け、「M-1グランプリ」で優勝した翌2009年には、多忙によるプレッシャーで服薬量が大幅増加。妻のあゆみさんと2012年10月に結婚した後も、「お薬を持ってないと不安」という理由から、安定剤や向精神剤など複数の薬を“お守り”代わりに持ち歩く日々を過ごしていました。
うつ病悪化の不安から処方薬に依存し、肌身離さずいることで安心感を得ていた石田さんですが、心身を心配したあゆみさんの真剣な説得を受け、病気で危ない状態になった時はいつでも連絡するという条件と引き換えに薬を渡しました。最初こそ慣れない環境に強い不安があったとしつつも、薬を所持する機会は日を追って減少。あゆみさんの狙い通り、気が付くと薬なしでも大丈夫な状態になったのだと明かし、「奥さんはホンマに素晴らしいと思います」と、しみじみした口調で感謝の思いを漏らしました。
現在の石田さんは、薬に頼ることはなくなったとしているものの、それでも仕事でひどく落ち込んだときなどは、ごくまれに「今この状態ってあの薬飲んだら結構楽になれるのかなぁ」という思いが頭をよぎるとのこと。
処方薬依存の実体験を語る石田さんに、ファンからは「私も鬱を経験してますがあれは地獄」「ホントに薬使ってた時って辛い」など共感する声が多数。一方で、「自分もそんな女性と結婚したいなぁ」「素敵な奥様がそばにいるのですね」「奥さんの対応が素晴らしい」と、石田さんに献身的に寄り添うあゆみさんを称賛する人も見受けられました。
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