飛行機、トロッコ、SLも!?　富士山から秘境駅まで「静岡名所」を巡る夢の乗り物コラボツアーが楽しすぎた：月刊乗り鉄話題（2020年8月版）（4/6 ページ）

「日帰り」なのに超濃厚！　FDA、富士山静岡空港、大井川鐵道がコラボすると、こんな楽しすぎる旅になりました。

[杉山淳一，ねとらぼ] PC用表示関連情報

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豪華食べ放題ランチも食い尽くす!　旨い～!!

　千頭駅からまたバス移動。当日は暑い日でしたが、バスは冷房が効いていて快適です。そういえば「大井川鐵道って列車は古いのにバスは新しい」（笑）。約40分の乗車で川根温泉ホテルに到着しました。

川根温泉ホテルで食べ放題ランチ。大井川鐵道の運営となり、兄弟会社の「静内エクリプスホテル」（北海道）や「天神屋」（静岡県）の協力でメニューが充実

　このホテルは島田市が保有する施設で「SLが見える宿」として有名です。そういえば以前、大井川鐵道のブライダル列車を取材したとき、展望車で新郎新婦を撮ったら、背景にこのホテルがあって、オジサンたちが立ち上がって列車に手を振っていたなあ。いやぁもう「丸見え」で。記事には使えなかったけれど、新郎新婦には縁起物（？）としてプレゼントしたっけ（笑）。

　川根温泉ホテルは2019年7月から大井川鐵道が運営しています。それを機にリゾートホテルとしてリニューアルオープンしました。露天風呂は塀が作られ「SLが見える露天風呂」ではなく「汽笛が聞こえる露天風呂」になりました（笑）。

　それはともかく、こちらはバイキングスタイルのレストランが人気とのこと。私たちもここでランチタイムです。遊覧飛行、奥大井湖上駅、トロッコに乗ったのに、そういえばまだ昼飯前でした。

茄子のはさみ揚げ、チキンのクリーム煮、旨味～!!（撮影のため一時的にフードを開けています）

　川根温泉ホテルは「入店時にアルコール消毒、料理を取るときはマスク、手袋着用」という対策を施した上でバイキングスタイルを実施しています。料理はウワサ通りの豪華さ。具材を乗せ放題の海鮮丼、ひつまぶしやカレーもありました。

　このほか、香草として静岡茶を使った焼きたてローストポーク、新鮮野菜、和食、洋食のおそうざいも盛りだくさん。料理は約40種類もあるそうです。デザートのケーキやアイスクリームも数種類。こんなにあったら1回じゃ食べきれないじゃない。また来いということだなー。

　ミートボールやスマイルマーク型のポテトフライなど、お子さん、幼児も楽しめるメニューもちゃんとあります。何と離乳食も取り放題で用意されています。0歳児から食べ放題を経験できるなんて将来は大物ですな。ちなみに同施設はレストランだけの利用も可能。昼食は2200円、夕食は2750円。日帰り入浴もできるセットプランもあるそうです。家族で日帰りレジャーを楽しめますね。SL列車と合わせて訪れたい場所です。