ライターのにゃるらと漫画家のカエルDX。2人のオタクによる対談「だらだらオタク話DX」のコーナーです。第7回はホストの阿散井恋次さんをゲストに迎えお届けします。『BLEACH』のキャラ(護廷十三隊六番隊副隊長)ではないのでご注意ください。
にゃるら プロフィール
沖縄出身のオタク。各所で文章を書く。ねとらぼでの連載名は「インターネットを守る翼竜」。はじめての同人誌は「インターネット2」。
カエルDX プロフィール
関西出身のオタク。自身をカエルのキャラクター「カエルDX」に投影したレポート漫画を描く。LINEスタンプ「カエルDX」シリーズが人気。2020年2月から『きららフォワード』で漫画「観音寺睡蓮の苦悩」を連載中。
阿散井恋次 プロフィール
オタク。本業はホストで、2019年に年間売上1億円を達成し、代表取締役に。プリキュアやポケモンが好き。
にゃるら:あの……これ億動かす方に恐縮ですが、パチンコの景品のおつまみどうぞ。
カエルDX:始まりが貧乏くさすぎる(笑)。
阿散井:めちゃくちゃおもろくて最高ですね。お酒飲みながらやっていきましょう!
にゃるら:さすがホストだ。
阿散井:このお酒は僕がホストだから用意してくれたんですか?
カエルDX:いや、いつもこんな感じです。
全員:(笑)。
カエルDX:ホストは何年くらいしてるんですか?
阿散井:2年半くらいですかね。
にゃるら:それで、もうトップまで上り詰めたんですか!?
阿散井:そうですね。結構早いほうかも。
カエルDX:代表取締役なんですよね。
阿散井:はい。お店の代表もやらせていただいてます。
にゃるら:カエルさんは、ホストクラブとか行ったことないですよね?
カエルDX:ないですよ。キャバクラとかもないです。
ねとらぼ:カエルは本当にオタクだから、そういう経験なさそう。
カエルDX:悪口……! 夜の世界って怖いイメージあるじゃないですか。
阿散井:僕もそう思っていて、初めて仕事に入ったときは「なにかあったらすぐ警察呼ぶぞ!」と構えていて。でもホストって全然そういう荒れごとや詐欺とかなくて。ただものすごい実力主義。
にゃるら:売上が低かったりするとすぐ掃除係とかに回されますもんね。
阿散井:そうなんですよ。売上が月50万ないと掃除とか、そういうルールが。
カエルDX:売上って、お客さんに頼んでもらったお酒とかですよね。最近、女性が体張ってホストにめっちゃ貢ぐ番組を見て、それがすごいなって。
阿散井:あー、貢ぐってのは少し違うかもしれないです。彼女たちって見返りを求めているわけじゃなくて、ただ好きな人を盛り上げたいみたいな。ホストの恋人になりたいとかの次元ではなくて、好きなホストが活躍してほしいと。もちろん恋人になりたい人も居ますけど。
にゃるら:「推しが生きているだけでうれしい」って感覚ですよね。それが自分の払ったお金も影響していればなおさらうれしいと。
阿散井:ですね。だから、元ジャニオタとか元メンチカ(メンズ地下アイドル)通いの方が結構います。
カエルDX:お値段ってどれくらいするんですか。例えば一番高いお酒は……。
阿散井:通常料金は1時間5000円。指名したり(3000円)、延長すれば(30分1500円)別途かかります。お酒は焼酎と割り物はコース料金に含まれていて、シャンパンなら1万6000円から。高いものだと130万円のもあります。
カエルDX:シャンパン頼んだら、「入りましたウェーイ!」ってやるんですよね?
阿散井:ウェーイ! ウェイ! ウェーイ!!!!!! ってやります。
カエルDX:わっ! オタクだからめっちゃビビっちゃった……。
全員:(笑)
阿散井:スイッチが入ると騒ぎますけど、根はオタクなんで。
にゃるら:恋次さんは、いわゆる「俺も一応オタクなんで(笑)」って感じじゃなくて、そもそもただのオタクアカウントとして活動していたんですよね。
阿散井:そうですね。ずっとプリキュアの同人イベントにサークル参加してました。プリパラもめっちゃ好きです! i☆Risのライブいいですよ。
カエルDX:自分もi☆Risのライブ行ってました!!!
にゃるら:早速なかよしオタクに。
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