9月2日よりマクドナルドで「月見バーガー」の提供が始まりました。さらに“月見ファミリー”として、とろとろのスクランブルエッグを挟んだ「濃厚ふわとろ月見」や、スイーツメニューの「マックフルーリー月見」「月見パイ」も登場しています。
多くのファンを抱える「月見」ですが、もはや嗜好の粋を越えた、狂信的なまでの“愛”をつづったブログが毎年この時期になると話題になります。タイトルは「月見バーガーと結婚するための101の方法」。100個近い月見バーガーを完食し、販売終了と共に更新も停止、翌年の秋まで長い眠りにつく……という、時代が時代なら伝説の魔物として語り継がれてもおかしくないサイトです。
今年も早速“月見ファミリー”をセットで食べてきたというブロガーさんに、新商品の魅力、最も好きだった過去の限定商品など、「月見」がもっとおいしくなるお話を聞きました。
――今年の「月見」はいかがでしたか?
新たに「濃厚ふわとろ月見」が仲間入り、さらに充実のサイドメニューも取りそろえ、“月見ファミリー”と題した過去最高の商品数での展開です! このファミリーという呼び方がとてもかわいらしく、温かみも感じられて「良いな」と思っています……!
――公式が“ファミリー”という概念を打ち出してきたことで、夢の結婚に一歩近づきましたね。お味の方はどうでしょう。
何より「ふわとろ月見」が最高においしいです! ぷりぷりかつとろとろの卵を同時に味わえる、ぜいたくな一品です!
――おいしいですよね! 編集部でも「リピートしたい」という声が上がっています。ここ数年は「ふわとろ月見」のような“ちょっと違う月見バーガー”が登場していますが、印象に残っている商品はありますか?
やはり2016年に登場した「満月チーズ月見バーガー」でしょう。ゴマのないツルツルのバターバンズ、ただのトッピングの粋を越えた大胆なアレンジに大きな衝撃を受けました。
最初は味の違いに戸惑いましたが、おかげで「今までの月見バーガーに開き始めていた人や興味がなかった人」もシリーズに触れるキッカケになったようで、後の「金の月見」や今回の「ふわとろ」のルーツにもなっています。本当に素晴らしい、月見の歴史を変える商品だったと思います。
私個人の話をするなら、2015年の「北海道チーズ月見バーガー」が好きでした。普通の「チーズ月見」のチェダーチーズは味のパンチが強すぎるように感じていたのですが、「北海道チーズ月見」はクリーミーなナチュラルチーズを使用していて、「月見」本来の味を損なわずに玉子とチーズの組み合わせを楽しめました。また復活してくれないかなと想いをはせる毎日です……。
その点でいえば、今年の「ふわとろ」は玉子の量が多いおかげでチーズの味に負けないまろやかさを感じられたのもよかったです!
1991年に登場した「月見」は2021年で30周年を迎えます。今年もたくさんたくさんプロモーションしていただけてて幸せなのですが、来年のことも密かに楽しみにしています……!
――なるほど。チーズとの調和も意識してもう一度「ふわとろ」食べてみます。ちなみに昨年は何個ほど「月見」を召し上がったのでしょうか。
ブログを始めてから最高の112個です。
――ありがとうございました!
読者の皆さんも「月見バーガー」が食べたくなってきたのでは? (逆にお腹いっぱいになってしまったかもしれませんが) 販売期間は10月中旬ごろまでの予定。ブロガーさんも「歴史に残る」と称賛する「濃厚ふわとろ月見」、食べられるのは今だけですよ。
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