「好きな人をいじめてしまう小学生みたい」 元アイドルが配信中のコメントマナーに苦言「自分が想像してる以上に推しを傷つけてる」(1/2 ページ)
「本当に配信するの憂鬱になる」
タレントの西野陽菜さんが10月14日、推しの気を引くため悪質なコメントを投稿するファンを「好きな人をいじめてしまう小学生」に例え、配信中のコメントマナーへの苦言をTwitterに投稿。本人が自覚する以上にアイドルを傷つけ「苦しんで心が病んでしまう子だっています」という訴えに「配信は公共の場」「自分の家族が言われてたら嫌だ」とアイドルファンも同調しています。
西野さんは漫画雑誌『ヤングチャンピオン』主催のグラビアアイドルオーディション第10回ミスヤングチャンピオン特別賞を受賞し、コンテスト参加者で結成されたアイドルユニット「ヤンチャン学園KANSAI」の元メンバー。2019年12月のグループ活動休止とともにアイドルを卒業してからは「声の仕事」を目標にオンラインで芸能活動を続けています。
コロナ禍の影響でリアルなイベントが次々と自粛になったこともあり、現在では多くのアイドルがSNSやYouTubeを用いたオンライン配信でファンとの交流機会を持つようになった一方、意地の悪いコメントや、容姿に言及したセクハラ発言をリアルタイムで対象に投げかけるファンのマナーが問題に。西野さんは元アイドルの立場から「配信に行く時コメントは本当に考えて送った方がいい」とツイートし「かまって欲しいのか傷つけたいのか分からないけど」と不快感を示し「本当に配信するの憂鬱(ゆううつ)になる」とモチベーション低下や多大なストレスにつながると訴えました。
また、無視すればいいという反論に「スルーしてもコメント見てるのでモヤっとした気持ちは残ります」と精神的な負担は減らないと強調。「配信はみんなが楽しむ場所」だと主張し「会社でそんなこといったらセクハラで訴えられるようなコメントしてませんか?」といま一度考えてほしいと求めています。
西野さんの主張に「見てる側も気分は良くありませんからね」「お互いが楽しめるツールとして使っていきたいですよね」とアイドルファンが同調。「大勢の方が参加している配信は、公共の場だと自分も考えています」「適切かどうかは『上司の娘さんに同じ事が普通に言えるか』を御自身で判断して」「自分の家族が言われてたら嫌だな」と考え方や基準のヒントの投稿も見られました。
芸能人に対する誹謗(ひぼう)中傷を含む悪質なコメントは社会問題となっており、AKB48の柏木由紀さんは8月、グラビア撮影の現場を収めた動画寄せられたセクハラコメントに憤る動画をYouTubeに投稿。「私だけじゃなくてみんなが見てるんだから」「異性の友達、クラスメイト、職場の人に言えないことは書かないで」と怒りをあらわにしながら訴えていました。
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徳井さん「本当に苦しかっただろうと思います」。