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【料理で事故った体験談】初めてスライサーを使ったら“玉ねぎの状態異常”のせいで一晩たっても血が止まらない件(1/2 ページ)

玉ねぎに目をやられてしまってな。

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 ねとらぼ読者から、料理中に起こった危険な出来事をインタビューする企画「お料理で事故った話、教えてください」。今回は「初めてスライサーを使ったら、玉ねぎに目をやられて……」という体験談を伺いました。

連載:お料理で事故った話、教えてください

 料理は毎日食べるもの。だけど、するのは意外と危ないもの。日々の暮らしの中で見落しがちな「家事にはどんな危険があるのか」「注意すべきポイント」の再確認のために、いろいろな人から体験談を募集していろいろ聞いてみよう、という企画です。

「実に良い切れ味で、思わず感心してから激痛にぶっ倒れました」



 つい昨晩の出来事ですが、玉ねぎをスライサーで薄く切っていたところ、やらかしました。

 ご存じかと思いますが、スライサーにはよく安全ホルダー(指ガード)がついており、具材をそれに刺して固定することができます。私はスライサーを使うのが初めてで、玉ねぎを丸っとスライスするのに序盤から安全ホルダーは不要と思っていました。

―― 野菜が小さくなって持てなくなったときに便利なやつですもんね。ちゃんと注意していれば、わりと大丈夫かと。

 スライス自体は順調に進んでいったものの、玉ねぎの成分によりだんだんと目が潤んできました。

 そして、ついまばたきしたその瞬間に、スパッと小指の先が切れました。実に良い切れ味で、思わず感心してから激痛にぶっ倒れました。

―― 状態異常をかけてから攻撃してくるタイプでしたか……。

 油断大敵、まさにその一言に尽きます。

 切り傷は小さいものの、深くえぐったように切れたらしく、現在、事故から夜が明けて13時間ほどたちましたが、血の止まる気配がありません。

編集部注:安全ホルダーの使い勝手について

 本体験談に対する指摘として「安全ホルダーを使えばいいのでは?」というものも考えられますが、「安全ホルダーが使いにくい」というのもスライサーにおける“あるある”の1つ。

 2013年、市販のスライサー(88銘柄)について調査した国民生活センターによれば、多くの製品で「野菜が小さくなったら安全ホルダーを使用すること」が推奨されているとのこと。

 しかし、その安全ホルダーを使っても小さくなった野菜を安定して保持できなかったり、野菜の種類によってはうまく扱えなかったりと“安全にスライサーを使いたくても、安全ホルダーの使い勝手が悪い”実情を報告しています。

本企画では取材させていただける読者の方を募集しています

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