「行方不明だった愛猫と5年越しに再会した」というツイートが注目されています。
猫ちゃんを探していたのは「しんとら」(@sintoracat)さん。5年ほど前に愛猫の「とら」ちゃんを動物病院に連れて行った際、キャリーケースが開いて迷子になってしまったそうです。その後、ポスター作成、Twitterでの呼びかけ、張り込みなど懸命な捜索をしても見つからず、5年が経過していました。
動きがあったのは2020年11月に入ってから。5年前にとらちゃんを保護した人が最近になってFacebookを始めたところ、知人からとらちゃんの迷い猫情報が流れてきて、しんとらさんのところに連絡があったとのことです。SNSの力ってすごい。
しんとらさんは5年越しでとらちゃんと再会したことを報告。ケガが元で片足を失ってはいましたが、「生きていてくれたことがありがたい」と語っています。
ツイートを見た人からは「こんな事もあるんですね」「いい人が保護してくれてよかったです」「我が家も諦めずに探します」といった声が寄せられています。
とらちゃんの今後については、「お互いの気持ちと環境の準備を整えて、少しずつしんとらさん側が受け入れる方向で進めていこう」という話になったとのこと。5年も一緒にいて愛着もあるはずですが、元の飼い主さんに戻そうと考えてくれる保護主さんもすばらしいです。
ちなみに保護主さん宅はしんとらさんの自宅から1.8キロほど離れており、方角的に死角だったため捜索やチラシ配布の範囲から外れていたとのこと。とらちゃんは迷子になってから1年かけて、保護主さん宅にたどり着いたんだそうです。
しんとらさんは「猫はとても賢く、一生懸命生きる道を探していることがよく分かりました」「いなくなってからの歳月に合わせて、捜索範囲を変えていくことも有効だと思います」と振り返っています。
また、迷子になった原因がキャリーケースが開いたことだったことを反省し、「同じような悲しいことが起こらないように」とキャリーケースの扱いについて注意を呼びかけています。
画像提供:しんとら(@sintoracat)さん
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