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菅田将暉が義経、大泉洋が頼朝 「鎌倉殿の13人」第1次出演者がコンプリート(1/2 ページ)

宮沢りえさん、中村獅童さん、小林隆さんも、4年越しの丸ロス解消?

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 小栗旬さん主演、三谷幸喜さん脚本による2022年放送の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第1次出演者の発表が出そろいました。5日連続発表の最終日に明らかになったのは、源頼朝役に大泉洋さん、源義経役に菅田将暉さん、牧の方役に宮沢りえさんら5人。

鎌倉殿の13人 NHK 大河ドラマ 三谷幸喜 大泉洋
「鎌倉殿の13人」頼朝役の大泉洋さん(NHK PR公式サイトから)
鎌倉殿の13人 NHK 大河ドラマ 三谷幸喜 菅田将暉
義経役の菅田将暉さん(NHK PR公式サイトから)

 源頼朝役が決まった大泉洋さんは「源頼朝といえば、征夷大将軍であり鎌倉幕府を開いた英雄ではありますが、そこに至るまでの平家との因縁や弟義経との確執、妻雅子との物語など歴史の教科書では語られない人間頼朝を素晴らしい共演者の皆々様とともに丁寧に演じていけたらと思っております」とコメント。冷徹な政治家の一面と、実は浮気グセが絶えなかったとも言われる鎌倉殿を大泉さんがどう演じるか、今からワクワクします。

 義経役に決まった菅田さんは「『悲劇の武将』と言われ、ドラマチックに描かれることが多い人物ではあるけれど、意外と創作されているエピソードも多く、実体がわからないところが演じる上では興味深いと思っています」とコメント。大河ドラマは「おんな城主直虎」以来2度目の出演ですが、「いつも歴史上の人物や実在の方を演じるときに心がけているのは、“血の通わせ方”“綺麗事で終わらせない”ということ。特に義経はきれいなイメージがあるので、生々しく、義経が生きていたんだと僕自身も実感しながら演じていきたいです」と意気込みを語っています。新たな義経像が生まれそうです。

 小栗さん演じる北条義時を中心に、源平合戦から鎌倉幕府設立などに関わった源頼朝や幕府御家人(家来衆)たちの生き様を群像劇で描く同作。誰もが知っているメジャーな人物から歴史ファンでも見逃しがちな知る人ぞ知る人物までが絡み合って、「真田丸」や「新選組!」を手掛けてきた三谷さんがどんなドラマを見せてくれるのか、大河ドラマファンのみならず早くも話題になっています。

 第1次出演者の発表は、11月16日から5日間にわたり、三谷さん自ら組閣名簿を読み上げる官房長官のようないでたちで1日4〜5人ずつ小出し小出しに行われてきました。初日に発表された北条政子役の小池栄子さんに始まり、1時間に1人ずつTwitterに発表動画が投稿されるたびにトレンドランキングに関連ワードがあがり、4年目を迎えた真田丸ロス勢をはじめ異様な盛り上がりを見せてきました。

 その最終日を飾ったのが、征夷大将軍となり鎌倉幕府を開く源頼朝役の大泉さんと、その弟で稀代の軍略家として知られる源義経役の菅田さん。さらに、義時にとっては継母にあたる北条時政の妻・牧の方役は宮沢りえさんが演じることになりました。このほか、義経の監視役で頼朝との不仲の原因を作ったと伝わる梶原景時役には中村獅童さん、鎌倉幕府の司法長官(問注所執事)・三善康信役は小林隆さんと三谷作品ではおなじみの面々が顔をそろえています。

鎌倉殿の13人 NHK 大河ドラマ 三谷幸喜 大泉洋
第1次キャスト相関図も無事完成(NHK PR公式サイトから)

 なお、これまでに発表された主な出演者は、義時の盟友・三浦義村役が山本耕史さん、北条時政役が坂東彌十郎さん、義時の兄・北条宗時役が片岡愛之助さん、頼朝の異母弟で義経にとっては実兄にあたる阿野全成役が新納慎也さん、頼朝の嫡男で2代将軍・源頼家役が金子大地さん、若手御家人筆頭・畠山重忠役が中川大志さん、頼朝の叔父・源行家役が杉本哲太さん、義時の妹・阿波局役が宮澤エマさん、平清盛役が松平健さん、平宗盛役が小泉孝太郎さんなどとなっています。

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