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「インセプション」出演のE・ペイジ、性自認を告白し“エリオット”に改名を報告 「自分自身を愛せるようになった」(1/2 ページ)

素敵な名前……!

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 映画「JUNO/ジュノ」やNetflixドラマ「アンブレラ・アカデミー」、映画「インセプション」「X-MEN:ファイナル ディシジョン」などで知られるカナダ人俳優のエリオット・ペイジが12月2日、トランスジェンダーであることをSNSで公表し、出生名の「エレン」から「エリオット」に改名することを発表しました。

エリオット・ペイジ トランスジェンダー LGBTQ+ ゲイケーション エマ・ポートナー Instagram
ファンが200万件以上のいいねでお祝い(画像はElliot Page公式Instagramから)

 エリオットは、2014年にラスベガスで行われたLGBTQ+のイベントで同性愛者であることを公表。2018年1月には、女性ダンサーのエマ・ポートナーと結婚し、「性自認や性的指向を定めていない」という意味で“クイア”であるとしていました。また、自身が主催するのドキュメンタリー番組「ゲイケーション」では、日本を含む世界各国を訪れ、現地のLGBTQ+事情を探るなど積極的な活動も行っています。

エリオット・ペイジ トランスジェンダー LGBTQ+ ゲイケーション エマ・ポートナー Instagram
エマからのハグがカワイイ(画像はElliot Page公式Instagramから)

 2日の投稿でエリオットは、「こんにちは、みなさん。私はトランスジェンダーで、私の3人称は『He(彼)』もしくは『They(彼ら)』、そして私の名前はエリオットということをみなさんと共有したいです」と告白。公表にたどり着くまでに支えてくれた人々やトランスジェンダーのコミュニティーに対する感謝を述べ、「本当の自分を追求できるほど、ついに自分自身を愛せるようになったこの喜びは言葉では言い表しきれません」と喜びをかみしめました。

 一方で、トランスジェンダーとしての自分にこれから向けられるヘイトやあざけりにおびえている心境も吐露。自分と同じようにハラスメントや自己嫌悪に苦しむトランスジェンダーの人々に向けて、「私は、トランスジェンダーである自分、そしてクイアである自分を愛しています」「あなたの気持ちが分かり、あなたのことを愛しています。この世界をより良く変えるために、自分ができることは全てやっていきます」と宣言しました。

エリオット・ペイジ トランスジェンダー LGBTQ+ ゲイケーション エマ・ポートナー Instagram
リラックスした表情のエリオット(画像はElliot Page公式Instagramから)

 自分らしく生きることへ1歩踏み出したエリオットに、「おめでとう。エリオット!」「エリオット・ペイジになって、ますます輝いていけることを確信してます」「これからずっと、あなたがあなた望む姿で生きていけますように」など、告白をあたたかく受け入れるファンのコメントが続々と寄せられています。

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