テレビアニメ「ゲッターロボ」の神隼人役、「銀河英雄伝説」のアレックス・キャゼルヌ役などで知られるキートン山田さんが2021年3月末をもって声優を引退すると発表。ナレーターを務めていたテレビアニメ「ちびまる子ちゃん」のキャストをはじめとする声優仲間や、関係者からコメントが寄せられています。
1990年の放送開始から約31年間、「ちびまる子ちゃん」のナレーターを担当してきた山田さん。キャラクターに対して、時に鋭くツッコむような、時に温かく見守るような語り口が親しまれ、番組前半のラストで発せられる「後半へつづく」は、代表的なナレーションとして知られていました。
「ちびまる子ちゃん」オフィシャルサイトでは、2021年3月28日の放送をもって卒業する山田さんへの感謝を込め、特別な内容を同日に放送すると発表。山田さんもスタッフやファンへの感謝の言葉とともに「番組はまだまだ『後半へつづく』のである」とのコメントを寄せています。なお、ナレーションの後任は決まり次第発表するとのことです。
引退発表を受けて、「ちびまる子ちゃん」で主演を務めているTARAKOさんはTwitterを更新。事前に番組卒業のことを聞かされており、山田さんの決意の堅さを明かすとともに、「チームまる子がんばるっきゃないなあ」と仲間が卒業してしまうことへの寂しさをにじませながら、主演としての決意をつづっています。
また、穂波たまえ役の渡辺菜生子さんも「お話を伺った時は、とてもショックでしたが、今後のキートンさんのお幸せを心より思っております」とツイートした他、「関ゆみ子」名義で初代オープニング曲を歌った有馬ゆみこさんや、声優の水島裕さんなど、さまざまな関係者からコメントが寄せられています。
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