ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

朝、クルマのフロントガラスがカッチカチに凍ってた どうする? 「お湯をかける」→NGです

寒冷地にお住まいでない方、ご注意を。

advertisement
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 冬の朝、フロントガラスが凍って真っ白に。「うわぁ……」と途方に暮れることがあります。

フロントガラス 凍った お湯
冬の朝、フロントガラスが凍ってしまったら……?(呉工業/YouTubeより)

 寒冷地にお住まいの方、住んだことがある人ならばそんなの見慣れた光景かもしれません。でも、普段は凍らない地域に住んでいる人が旅先や異例の寒波などでこんな事態に遭遇すると……「前が全く見えない」「ワイパーさえ凍って動かない」「動いてもザリザリとなでるだけだ」「あぁぁ! ムリヤリ動かしたらワイパーゴムがぶち切れた」「デフロスターでは全然とけない、時間が迫っているのに」……などと想像以上に慌てふためく事態が起こり得ます。

 氷を溶かすならば、熱いお湯をかければすぐでしょ……? いいえ。この方法だけは厳禁です。

 その理由は「ガラスが割れてしまうから」。ガラスは急激な温度変化があると割れてしまうことがあります。温度差が大きいほど割れやすい。アツアツなお湯をかけた瞬間「ピシ」。あぁぁ! フロントガラスの交換はウン万円が吹っ飛ぶことも珍しくないので、うっかりやってしまうととても悲しいことになります。

 ちなみに炎天下の洗車時(アツアツになったガラスに冷たい水をかける)も同じです。夏場も注意しましょう。

photo
(参考)ガラスは急激な温度変化があると割れてしまう(出典:呉工業のWebサイト

 では、どんな方法で氷を解かせばよいのでしょう。方法はいろいろありますが「解氷スプレー」を使うと楽です。

 霜をこそげ取る「アイススクレーパー」などと呼ばれるヘラ状の対策グッズを完備する人も多いと思います。ただ、カチカチに凍っている状態からデフロスターとヘラだけで対処するのはやや時間がかかります。寒冷地に住んでいない人も、冬場は念のために解氷スプレーを常備しておくといざというときに焦らずに済みそうです。

photo
エアコンのデフロスター機能と併用



Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る