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「行きたくなる」「見続けちゃうやつ」 これはいい……! 台湾・南廻線にできた「車窓が超きれいな新区間」の動画(1/2 ページ)

乗ってみたい……!

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 車窓いっぱいに広がるブルーの景色。2020年5月、台湾に車窓がとてもきれいな新路線が開通しました。

鉄道 海外 台湾 南廻線 海
絶景を楽しめるようになった台鉄・南廻線の新区間(YouTube/臺灣交通鐵道影像より、以下同)
台鐵 303次柴聯自強號 新左營-台東 路程景 南迴鐵路電氣化進度 多良段高架線路 新多良一號隧道通行

 動画を投稿したのは台湾の鉄道系YouTubeチャンネル、臺灣交通鐵道影像。台湾をぐるりと1周する台湾鉄道管理局(台鉄)の環状鉄道のうち、東海岸に沿って走る「南廻線(なんかいせん)」の新左営(しんさえい・シンズゥオイン)駅から台東(たいとう・タイトン)駅まで「まるごと2時間22分の前面展望」を楽しめます。

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旧線との分岐点。ここから海沿い絶景の新線へ入る(YouTube/臺灣交通鐵道影像より、以下同)

 動画の1時間48分ごろから、海と空がパァァと広がる海沿いの高架線エリアに入ります。ここが2020年5月に使用を開始した新しい区間。これまでと一変してきれいにコンクリート整備されています。旧線はほぼトンネル内を通過していましたが、電化工事が困難だったことから海沿いの高架線路に切り替わりました。

 景色とともに架線柱にも注目です。「車窓がきれいに見える」ように意図して電化用の架線柱を山側に設置したのだそうです。

 およそ2.7キロの新線区間が終わると小さな駅を通過します。ここは「多良(たりょう・トゥオリャン)駅」。利用率の低さから一時は廃止となったものの、ファンから「台湾でもっとも美しい駅」などと評される景色の良さから観光列車の見学専用駅として復活しました。

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線形も美しい……
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旧線(左の線路)との合流地点
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多良駅は安全性向上のため工事中で、2022年3月に完成予定とのこと

 南廻線には「普快車(ふかいしゃ)」というレトロな客車列車もあり、こちらも人気があります。

 走行音やアナウンスを聞きながらぼーっと動画を眺めているだけで少し旅した気分になれてしまいますが、やっぱり絶景は実際に見てナンボです。次に台湾へ行くならば、ぜひ旅行計画に加えておきたくなるスポットですね。




※新型コロナウイルス感染症に関する最新情報は、厚生労働省、内閣官房、首相官邸のWebサイトなど公的機関で発表されている情報も併せてご確認ください。

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