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「モンハン」ガチ勢・松坂桃李、映画版の吹き替えで“日本語一切なし” 「プレイヤーとして世界に入り込んだような感覚」

ガチ勢だからこそ成せる業。

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 俳優の松坂桃李さんが3月26日に公開される映画「モンスターハンター」の日本語吹き替え版に、声優として登場することが分かりました。松坂さんが演じるハンター(トニー・ジャー)は「モンハン世界のオリジナル言語」を話す特殊なキャラクターであることから、日本語吹き替え版でも松坂さんは日本語を一切話さずに演じたとのことです。モンハン愛の見せ所だ。

松坂桃李 モンスターハンター 映画 吹き替え ガチ勢
松坂桃李さん

 映画「モンスターハンター」は、2004年にシリーズ1作目が発売されてから累計販売本数が6500万本を突破している大ヒットゲームシリーズ「モンスターハンター」を原作にしたハリウッド実写映画。世界的なアクション女優であるミラ・ジョヴォヴィッチがヒロインのアルテミスを演じており、映画「バイオハザード」シリーズで知られるポール・W・S・アンダーソンがメガホンを取っています。

松坂桃李 モンスターハンター 映画 吹き替え ガチ勢
アルテミスとハンター

 松坂さんは、異世界からやって来たアルテミスのバディとしてともに超巨大モンスターに立ち向かうという重要な役どころで、全編を通してメインキャラクターであるハンター(トニー・ジャー)の声優を担当。しかし、このハンターは「我々の世界中のどこにもない言語」=「モンハン世界のオリジナル言語」を話すという特殊な設定。前代未聞の役に挑んだ松坂さんは「なんと表現したらよいかわからない不思議な言語のせりふで(笑)、どういうアプローチで、どういう引き出しを開ければ良いのか…。台本読ませていただいたら、いったいこれはなに語をしゃべっとるんじゃ? トニー・ジャーは何て言っとるんじゃ?(笑)」と駄じゃれの一つも言いたくなるほど戸惑いを隠せなかったようです。

 そんな松坂さんでしたが、アフレコが始まると役者魂に火がつき、まるでハンターが憑依(ひょうい)したかのようにモンハン言語を自在に操り熱演したとのこと。無類のゲーム好きでモンハンに関してもガチ勢として知られている松坂さん。映画のできについて「自分のようなゲームのモンハンファンも楽しめるように細部まで作りこまれており、監督のモンハン愛を感じるし、一方でゲームをプレイしたことのない人やモンハンを全然知らない人でも楽しめるようなエンターテインメント映画に仕上がっている」と絶賛していました。

松坂桃李 モンスターハンター 映画 吹き替え ガチ勢
アフレコで熱演する松坂さん

 なお、今回脇を固める声優陣の情報も一斉に解禁。吹替版の出演条件が「モンハン大好きな人」限定だったそうで、業界屈指のプロハンター級が勢ぞろいしているとのこと。アルテミス役の本田貴子さんを筆頭に、大団長役に大塚明夫さん、リンク役に杉田智和さん、マーシャル役に宮野真守さん、ダッシュ役に井上麻里奈さん、スティーラー役に中村悠一さん、アックス役に花江夏樹さんというビッグネームが集結しました。

松坂桃李 モンスターハンター 映画 吹き替え ガチ勢
上段左から本田さん、松坂さん、大塚さん、杉田さん、下段左から宮野さん、井上さん、中村さん、花江さん

アルテミス役/本田貴子さんのコメント

開始数秒で心を掴まれました!

ゲーム「モンスターハンター」のいちファン、プレイヤーとしてこんな嬉しいオファーはありません。

ミラと共にリアルな狩りを体験させてもらいました。彼女がモンスター相手にどんな魅力的な闘いを繰り広げるのか、皆さま楽しみに公開をお待ちください。



ハンター役/松坂桃李さんのコメント

今回、吹き替え版声優をやらせて頂くにあたって、これほどまでにモンハンをやっていてよかったと思ったことはありません。

通常のアフレコの時とは違い、自分自身がプレイヤーとしてファンタジーな世界に入り込んだような感覚になりました。

錚々たる声優の方々の中で自分が参加させて頂くというのは、畏れ多かったです。

全身全霊を込めて精一杯やらなければならない、と自らプレッシャーを課していました。

ただ、なんと表現したらよいかわからない不思議な言語の台詞で、非常に戸惑いましたが楽しく収録に参加することができました。

映像のクオリティが高くゲームの世界観を存分に体現しているだけでなく、アクションなどのスピード感もとても気持ち良い作品です。

モンハンプレイヤーの方に限らず、広く楽しんでいただけると思います。



大団長役/大塚明夫さんのコメント

ついに来ましたモンスターハンター!!

ずいぶんとモンハンやらせていただきましたので

すんなりと世界に溶け込めました。

自分でプレイしなくとも大画面で楽しめる!

この機会を皆さまどうかお見逃しなく!



リンク役/杉田智和さんのコメント

モンスターハンターの要は協力プレイです。

ソロ用の村クエストや素材の準備をいかに自然にやり込んでおくか、というのが自分に課す最低限の配慮です。

今回の映画に関しても、それは変わりません。



マーシャル役/宮野真守さんのコメント

出演のオファーをいただいた時は、「きた!」「よっしゃーーー!」と思いました(笑)。何を隠そう、モンハンの大ファンだからです!

昔からずっとプレイしてきたモンハンが映画化すると言うだけでも大興奮なのに、まさか声の出演をさせていただける事になるなんて幸せです!

本編を観て、まさに! あの! 馴染みのモンスターたちが、映画の中にそのまま現れてる姿に、大感動いたしました!是非みなさまも劇場で、この興奮を味わっていただきたいです!



ダッシュ役/井上麻里奈さんのコメント

まさか自分がモンスターハンターの映画に声の出演が出来るとは思っていなかったのでオファーを頂いた時は驚きましたしとても光栄でした。

作品の中で原作ゲームに出てくるモンスターが出てくるとやはり胸が熱くなりましたし、モンスターの生態系や動作など、しっかりと設定が練られている所に感動しました。

ファンの皆さんが嬉しくなる映画だと思います!



スティーラー役/中村悠一さんのコメント

ゲームを遊んできた身としては、今回の映画「モンスターハンター」に対して期待と不安がひとつあった。

「ゲームの世界を実写でどこまで表現できているか」

ゲーム内にきちんとした生態系を作り上げるほどの『モンハン』、ただのエネミーではないモンスターの表現にも注目してしまう。

果たしてその答えは…。結果その思いは杞憂に終わり、冒頭から登場するある有名モンスターを見ただけで思わず唸る。

ポール監督やるじゃねえか!



アックス役/花江夏樹さんのコメント

シリーズを昔からプレイしているので映画化の話題になった時は驚きましたが

まさか自分が吹き替えで出演できるとは思わずオファーを頂いた時は嬉しかったです。

ゲームに登場するモンスターが大迫力で登場するのがとても熱くて興奮しました。

そんな中僕が演じるアックスはハンターとは関係のない人間…?

怒涛の展開を楽しんで頂ければと思います! 宜しくお願い致します!



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