学校に化粧をしてきた女子生徒をかばう女性教師を描いた漫画が、あまりにも良い話と人気です。そこには男性視点ではなかなか見えてこない、女性の化粧事情がありました。
職員室で男性教師から化粧を落としてくるよう怒鳴られる、女子生徒の「剛田」。「校則違反じゃない」と反論しますが、男性教師は今すぐ落としてこいと譲りません。
しかし、そこにやってきた女性教師の「柳」先生。「つけまつげを外せば落ち着いたメイクになる」「もう少し学校では薄いお化粧を心がけましょう」と諭すと、剛田を解放してあげるのでした。男性教師は生徒を甘やかさないよう注意しますが、柳先生は「あら、そうですか?」とぬらりくらり。
一連の出来事を見ていた別の女子生徒が、廊下で柳先生になぜ自分たちに甘いのか、学生時代化粧をして登校していたのか尋ねます。すると先生は、化粧をして登校したことはなかったというのです。
しかし、自分が社会に出てから女性が化粧をしないのは身だしなみがなく失礼だと知ったのに対し、校則を破って化粧をしていた子たちはすっかり社会に適応していました。それまで学校で禁止されていたことを一切学んでいなかった先生は、やりかたも道具の知識もなく恥をかいたというのです。
柳先生は、生徒たちにそんな思いをしてほしくないからこそ、化粧をする生徒にも優しくしているのでした。さらに、質問をしてきた生徒がうまく化粧をしていたので、友達にも化粧を教えてあげてほしいとも。いい先生だぁ……。
この漫画は、朝日夜さん(@asahi_yoru9)の漫画『ギャルとぼっち』2巻に収録されている話の1つ。2巻は、3月22日に発売されます。
朝日夜さんの漫画
画像提供:朝日夜さん(@asahi_yoru9)
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