タレントの藤本美貴さんが2月22日、モーニング娘。の名曲をセルフカバーする動画をYouTubeに公開。マイナーながらハロプロ随一の名曲と名高い楽曲とあって「タイトルだけで高評価」「わたしのアイドルの原点にして頂点」と感慨に浸るファンが続出しています。こんなの泣いてしまう。
藤本さんがカバーした「恋ING」は、モーニング娘。20枚目のシングル「Go Girl 〜恋のヴィクトリー〜」のカップリング曲。藤本さんにとっては6期メンバーとしてモー娘。入りしてから2枚目のシングルであり、高橋愛さん、亀井絵里さんとともにメインメンバーに選ばれた楽曲でした。
久々の歌唱とあって序盤は少々緊張した様子の藤本さんでしたが、現役時代からの歌唱力は健在で歌が進むにつれリラックスした印象に。歌唱後には伴奏を務めた夫でお笑いコンビ「品川庄司」庄司智春さんと和やかに振り返る、夫婦の日常を感じさせる姿も収められています。大人になったなぁ。
初々しかった藤本さんも2021年で芸能生活20周年を迎え、今では3児のお母さんに。同じ楽曲でも当時とは聞こえ方が違うと指摘する声は多く「現役時代は恋する主人公だったのに今は当時の事を思い出して浸ってる主人公の曲に進化したんだね」「今のミキティの歌はまた深みが増してとても素敵」と多くのファンが感慨に浸っています。
明るいメロディーに乗せて、ちょっと切ないながらも恋する楽しさや浮かれる気持ちを等身大の言葉でつづった「恋ING」は、マイナーながら八ロー!プロジェクトファンの間では高い人気と認知度を誇る名曲。青春時代をハロプロに費やしたオタクたちを描いた公開中の映画「あの頃。」の主題歌として使用されたことをきっかけに再度注目されており、藤本さんのカバーに至りました。
なお、つんく♂さんは映画公開前日の2月18日に更新したnoteで、JASRACに登録されているだけでも1900曲ほどある自身の楽曲から「恋ING」がピックアップされたことについて「シングルのカップリング曲か……まあまあ、マニアックやな」という感想を抱いたと告白。「恋ING」は「モーニング娘。ファンなら当然知ってる曲」としつつ、たいてい一般に認知度されたヒット曲が選ばれるという背景から「お茶の間への浸透度は低い」と違和感を抱いたことなどを、映画が完成するまでのさまざまなエピソードと一緒に明かしました。
同曲はハロプロの後輩だけでなく、過去にはモーニング娘。への憧れを公言してきた小嶋陽菜さんや柏木由紀さんがイベントで歌唱したことも。本家・藤本さんによる満を持してのセルフカバーへ「イントロ始まっただけで感動してしまう」「あぁ、なんか泣いちゃう…」と胸がいっぱいになってしまったオタクも少なくありませんでした。
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