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エクスナレッジから、公家や武家の装束をイラストで詳細に解説する図鑑『日本の装束解剖図鑑』が3月9日に発売されました(税別1600円)。時代物を扱う創作者には最高の設定資料!
枕草子や源氏物語に出てくる雅な十二単から、現代の宮中行事で着用されるドレススタイルの礼服まで、特別なときに着られる衣装に焦点が当てられています。著者は、学術的な資料本が異例の爆発的な人気を呼んだ『有職装束大全』の八條忠基さんです(関連記事)。
装束の名称だけでなく、TPO、フォーマル度、着こなしやルールなど、様々な角度から装束を解説。庶民の衣服だった水干(すいかん)が、鎌倉の武家時代に移ると上級武士の衣装に変わったといったような、装束の変遷にも触れられています。「子どもの装束」や「冠のかぶり方」といったコラムも充実しており、読み応え抜群の図鑑です。
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歴史に思いをはせ、ゆったりとした時間を過ごせそうです。