ニュース
» 2019年09月27日 14時21分 公開

「古代からの装束をビジュアルで伝える資料本がすごい」読者のツイートが拡散→出版社に問い合わせが殺到し重版決定

ツイートの投稿者へは、著者から直々のお礼が。

[沓澤真二,ねとらぼ]

 「ヤベェ本を買ったぞ」――ある学術的な資料本を読者がTwitterで紹介したところ、広く拡散。出版社に問い合わせが相次いだ結果、重版が決定したという出来事が話題を呼んでいます。


有職装束大全 話題の書『有職装束大全』(以下、画像は公式サイトより)

有職装束大全 公家社会の装束を豊富なビジュアルとともに解説

 話題となったのは、平凡社の『有職装束大全』(税別6800円)。古来より朝廷や公家社会、武家の儀式などで用いられてきた衣装、「有職(ゆうそく)装束」を豊富なビジュアルで伝える、B5サイズ320ページの大型本です。


有職装束大全

有職装束大全

 同書を購入したrobin(@robiiiiiimmm)さんは、その内容をツイートで大絶賛。「装束の構造や成り立ち、色合いや文様の意味などが分かりやすくまとめられている」「『どろろ』でいえば、醍醐景光、縫、多宝丸らの服についてくわしく解説されている」など熱く語り、「絵描き字書き立体屋問わず全創作者にオススメ」と、資料として強く推しました。


 robinさんのツイートは2万以上リツイートされるほどの注目を集め、「すてきな本を教えてくれてありがとう」「高いけれど一生ものの資料と思えば安い」などと共感を呼びました。実際に欲しくなった人も相当多かったようで、数日後に平凡社ライブラリーの公式アカウントが「週明けから平凡社営業部の電話が鳴り止みません」とうれしい悲鳴をツイート。「このツイートのおかげで、重版が決まりました」と、robinさんに謝意を述べる事態にまで発展しました。


 この流れは著者の八條忠基さんにも伝わりました。それまでFacebookで活動していた八條さんでしたが、robinさんにお礼を言いたいがために、Twitterアカウントを開設。「特殊な本ですので、もとより数は望めないと考えておりましたが、robin様のおかげをもちまして、重版と相成りました」と、感謝のリプライを投稿しました。エネルギッシュで素晴らしい。


 平凡社に同書の売れ行きを聞いたところ、以前は月に50〜60部程度だったものが、話題になるやいなや500部ほどの在庫が一気になくなったとのこと。「特殊な本」がSNSのおかげで日の目を見た、現代ならではの成功事例でした。

協力:robin(@robiiiiiimmm)さん


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10

  1. 「訃報」「愛猫」「手風琴」って読める? 常用漢字表に掲載されている“難読漢字”
  2. 嫌がらせ急ブレーキで追突 トラクターの進路を妨害した「あおり運転」ベンツ、ぶつけられたと運転手がブチギレ
  3. 猫「雪なんてへっちゃらニャー!」 雪の中を豪快に突き進む猫ちゃんに「ラッセル車みたい」「ワイルドかわいい」の声
  4. 「Lチキひとつ」 → 買った物をよくみると? コンビニで犯したありがちな間違いを描いた4コマに「あるある」「逆もある」
  5. 柴犬「きゃほほーーい!!」 初めての雪に“喜びが限界突破した”ワンコの駆け回る姿がかわいい
  6. 「ホント太るのって簡単!」「あっという間に70キロ」 内山信二の妻、夫に生活リズムを合わせた“ふとっちょ時代”公開
  7. ルーフから赤色灯がひょっこり 埼玉県警、スバル「WRX S4」覆面パトカー3台を追加導入!? Twitterにアップされた目撃情報が話題に
  8. 益若つばさ、YouTubeで12歳息子と共演 礼儀正しい振る舞いに「教育がちゃんとされてる」
  9. トップの座を奪われ……美大生が天才の編入生を刺し“殺す”漫画に「泣きそう」「同じ経験した」の声
  10. タイからバズーカ砲をかかかえたようなミニバイク「GUNNER50」が日本上陸 思わずキュンと来ちゃうやばいデザイン