テレビアニメ「輪るピングドラム」の放送開始10周年を記念するプロジェクトが始動。キャラクター原案を担当した星野リリィさん描き下ろしのイラストと合わせて、特設サイトが公開されました。
「輪るピングドラム」は2011年に放送されたテレビアニメで、監督は「少女革命ウテナ」を手掛けた幾原邦彦さん。余命わずかな妹・高倉陽毬を救うため、謎のアイテム“ピングドラム”を探す高倉冠葉と晶馬の姿を描いた作品で、かわいいモチーフとは裏腹な先の読めない展開が話題を呼びました。
10周年記念プロジェクトの第1弾として、劇場アニメ「Re:cycle of the PENGUINDRUM」の制作が決定。テレビアニメ全24話を再構築し、完全新作パートを加えた内容になるとのことです。また、第2弾として専用サイト「うぶごえ」で応援クラウドファンディングプロジェクトが4月8日からスタート。10周年を盛り上げるため、集めた資金を劇場版制作や試写会、プロモーションの費用に充てるとしています。まさに生存戦略。
発表を受けファンからは驚きや喜びの声が上がり、同作のキーワードである「生存戦略」や作品名、略称である「ピンドラ」がトレンド入り。星野さんはTwitterにお祝いイラストを投稿し、幾原監督はコメントで「ぜひ、この10周年も一緒に、同じ時代をーー生存戦略しましょうか」と呼びかけ。また、クラウドファンディングサイト上でも「幾原監督のごあいさつ」として、別途10周年にかける思いがつづられています。
監督:幾原邦彦さんコメント
あれから、僕たちの世界はどうですか? 今も多くの方々から「輪るピングドラム」のことをお聞かせ頂いています。未だ、心の中にキャラクターたちが生きていてくれている事が嬉しいです。ぜひ、この10周年も一緒に、同じ時代をーー生存戦略しましょうか。
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