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ねとらぼ読者から自宅で起こった危険な出来事を伺う企画「うっかりおうちで死にかけた」。今回は「夏、エアコンを付けずに寝ていたら、走馬灯のようなものが見えた」というお話を伺いました。
金縛りか熱中症かも分からないまま動かない体
高校生のとき、自宅で熱中症になって走馬灯のようなものを見たことがあります。
夏休みのある日の朝、他の家族は出掛けていました。自分は遅く起床して、眠気に任せてリビングでそのまま二度寝。面倒だったので、エアコンはつけませんでした。
昼ごろ、目が覚めたときには意識がもうろうとしていて状況がうまく把握できず、夢が現実かも判断できない感じ。いわゆる金縛りなのか熱中症の症状なのか分からなかったのですが、体が全然動かなくて、いったん「これは夢だ」と断定して遠くなる意識に身を任せました。
―― いわゆる“死亡フラグ”っぽさが……。
その後、意識が飛ぶ前に走馬灯のようなものが見えました。正確な内容までは覚えていませんが、小学生から高校生ごろまでの一瞬一瞬を切り取ったような、人生のダイジェストを場面場面で振り返る動画のようなものだったと思います。
「これはマジでヤバい」と思い直して、文字通り死ぬ気で体をよじり、這いつくばって麦茶が置いてあるテーブルに行き、椅子を登るみたいにして立ち上がってなんとか水分を摂取し、エアコンをつけました。
1〜2時間はそこで涼みつつ、ひたすらスポーツドリンクと麦茶を飲んでいましたね。その後のことはあまりよく覚えていないので、普段通りの生活に戻ったのだと思います。
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