俳優ジョージ・クルーニーは、ブラッド・ピットへの熱狂的なファンだった……。友情をネタにしたチャリティーのための寸劇が5月6日にYouTubeとInstagramで公開され、「この設定で映画を作ってほしい」と好評を得ています。
チャリティー組織「OMAZE」と組み、自身が主催する基金「The Clooney Foundation for Justice」への寄付者の中から当選者を自宅へ招待するという企画を立ち上げたクルーニー。約4分の動画はこの企画を宣伝するもので「新しい出会いが大好き」というクルーニーが、ステイホーム期間を見知らぬ一般男性と一緒に暮らした時期を振り返るという構成です。
同居相手だったバイロンとは「いまや親友」とニッコニコで語るクルーニーに対し、バイロンは「ジョージ・クルーニーはいい友人か? いや全然」とかなり否定的。「セレブも同じ人間だが、人間がどれだけクレイジーになれるか忘れていた」という言葉通り、クルーニーの部屋は異常なまでのブラピへの愛であふれ、グッズが占領した状態に……。「妻は捨てろっていうんだよ、信じられる?」と真顔で同意を求めるクルーニーにバイロンはすっかりあきれ顔で、2人の共演作「オーシャンズ11」はもう22回も見せられているとうんざりしきっています。それでも「バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲」は見たくないらしい。
映画を見ている間もクルーニーの推し語りはノンストップで「見ろよ! 最高だろ」とすっかりご満悦。「ただ食べているだけのシーンじゃん」と23回目の鑑賞に目が死んでいるバイロンに「そう、食べているだけ。それだけで最高なんだよ」「これでこそブラッドだ」「歩いているだけで、あぁ……」と、もはや言葉にならない状態です。さらにブラピ愛は部屋の外まで浸食し、家中あちこちに等身大パネルを設置されたバイロンが激怒。ついにクルーニーを追い出し2人の同居は幕を閉じたのでした。
この動画には「ブラッド・ピットだよ……分かるよジョージ……同じ気持ち!」「ジョージ・クルーニーは私か」「バイロンの顔、私がブラピ話をしているときのママと同じ」とブラピファンからの共感コメントが殺到。ブラピの顔がプリントされた枕をぎゅっと抱きしめて離さないクルーニーの姿に「笑い死ぬかと思った」「枕を買い取りたい」「この設定のまま2時間の映画を作ってほしい」と続編へのラブコールまで寄せられています。
なお実生活でもクルーニーとブラピは仲の良い友人で、2020年1月にアワード受賞後のブラピが「ジョージはきっとお祝いにバラの花束を贈ってくるよ」とネタにしていたこともあるほど。クルーニーは下積み時代に支えてくれた14人の友人たちへ恩返しとして、それぞれ100万ドル(約1億円)ずつ配ったというエピソードが象徴するように、友情に厚い男として知られています。
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