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『ベルセルク』三浦建太郎さん、急性大動脈解離のため逝去 悲しみの声相次ぐ

54歳でした。

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 漫画『ベルセルク』の作者である三浦建太郎さんが5月6日、急性大動脈解離のため逝去。白泉社が公式サイトや『ヤングアニマル』編集部公式Twitterなどで発表しました。



 公式サイトは、「2021年5月6日14時48分、急性大動脈解離のため、ご逝去されました」と発表。『ヤングアニマル』編集部は、「この受けいれがたい事実をどのように捉えたらいいのか。正直、言葉が見つかりません。思い出されるのは、編集部の人間に会うと、いつも朗らかにご自分の好きな漫画やアニメ、映画の話などを楽しく語っていた時の笑顔ばかりです。我々は三浦先生の怒った顔を見たことがありません。いつも楽しそうな少年のような方でした」と三浦さんの人柄を振り返りながら、深い悲しみに襲われていることを伝えています。なお、すでに告別式は家族のみで執り行われたようです。

 三浦さんの代表作でもある『ベルセルク』は、1989年に現在の『ヤングアニマル』の前進である『月刊アニマルハウス』で連載をスタート。単行本は40巻まで刊行中で、2021年1月には最新話の363話が『ヤングアニマル』に掲載されていました。

 また、9月に開催が延期されている「大ベルセルク展」は、現時点では開催予定とのことですが、追って詳細が発表されるとのことです。

 突然の訃報に『はじめの一歩』などで知られる漫画家の森川ジョージさんも「寒気がするほどの才能の塊でした。お互いこの歳まで作家でいられてよかった、と思っていました。急な知らせでショックです」と追悼。ネットでも「かなりのショックです」「立ち直れません」など悲しみに暮れる声が相次いだ他、「ベルセルクどうなるか最後まで読みたかったな」「ベルセルクは完結したらまとめて読もうと思ってた3大マンガのうちの一つだから残念でならない」と作品に言及する声もあがっています。

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