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漫画家の富永一朗さんが5月5日に老衰のため96歳で亡くなっていたことが分かりました。これを受けて、「お笑いマンガ道場、大好きでした」「鈴木先生とのやり取りがとても楽しく印象的でした」など、ファンから悼む声が多数寄せられています。
『チンコロ姐ちゃん』『一朗ミステリー』など、独特の絵柄と作風で人気を集めた富永さん。“マンガ文化による町づくり”のためにオープンした「吉備川上ふれあい漫画美術館」の名誉館長に就任し、愛媛県・西予市で行われている「全国かまぼこ板の絵展覧会」の初代審査委員長を務めるなど、漫画/イラスト文化の発展にも尽力しました。
また、富永さんは1976年から1994年にかけて放送されたバラエティー番組「お笑いマンガ道場」(日本テレビ系)にレギュラー出演。大喜利の回答として漫画を作成する同番組では、共演者の鈴木義司さんとの間で、お互いを回答のネタにする“イジり合戦”を展開し話題を呼びました。
ネットでは「大往生ですね、安らかに」「鈴木先生と思う存分漫画バトルしてください」など、ファンから追悼の声が寄せられています。また、手塚るみ子さんもTwitterを更新し、「父と親交が深かった先生がまた逝ってしまった」「天上の漫画集団に遅れて参加してる頃だろうか。ご冥福をお祈りいたします」と、富永さんへメッセージを送っています。
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