レーシングドライバー谷口信輝さんが6月4日、自身のYouTubeチャンネル「NOBチャンネル」を更新。映画「マッドマックス2」に登場した「インターセプター号」に試乗した様子を披露しました。
谷口さんが試乗したのは世界で2台しか存在しないというインターセプター号の貴重なレプリカ車両。ベースはフォード・オーストラリアの「ファルコンXB GT」。オーストラリアの著名なインターセプタービルダーであるゴードンさんが手掛けたもので、日本にこの1台のみの超絶レア車両……!
インターセプター号のボンネットにはズドンと飛び出たスーパーチャージャー、側面には4本のマフラーが突き出ている、見るからにヤバそうな雰囲気です。トランクに備えた2本の大型燃料タンクとともに、世紀末感が漂う抜群のエクステリア。
インテリアも作中の荒々しさを忠実に再現しています。いかにもな内装にレトロなハンドル。左シートには主人公マックスのパートナーであるワンコのぬいぐるみでほんわかさを演出しつつも、運転席のドアにはナタ(小道具)を装備。「(このこだわり)やべぇだろ」と谷口さん。
小道具の充実ぶりはさらに続きます。シート下には武器として使用するのかチェーンカッター、作中に登場したドッグフード缶、自爆装置も備えています。「出た」と谷口さんが車内から取り出したのはショットガン。やっべぇクルマだ……。
アクセルをふかすとグォォォンとV8エンジンがうなり、ボンネットのスーパーチャージャーも小刻みに震えます。「サウンドがいいねぇ!」「太い」とやっぱり乗れば気分も爆上がりな様子。
「そのままお買い上げでもいいですよ」とのオーナーさんに「売りたいんですか?」と谷口さん。このインターセプター号は、オーナーの諸事情により買い手を募集中とのこと。
そのまま走り出してインターセプター号の乗り味もしっかりとレポート。「普通に乗れるよ」「カウンタックより全然楽」(関連記事)。スーパーチャージャーがある前方の視界こそ気になりますが、快適なドライブです。小道具のナタやショットガンも手に取り気分はマッドマックス。で、谷口さん、もしかして買うの?
ファンからも「このマシンはカッコ良すぎる」「カウンタックに比べたら大抵の車は快適」「マッドマックス世代じゃなくてもかっけぇぇ」などのコメントが多く寄せられていました。
(カナブンさん)
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