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JR西日本、大阪環状線の「リアルタイム混雑情報」を提供開始 関西では初(1/2 ページ)

公式アプリ「WESTER」で。まずは323系普通電車の大阪環状線とJRゆめ咲線から。

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 西日本旅客鉄道(JR西日本)は6月17日、列車の混雑状況をリアルタイムで確認できるサービス「#環状LIVE」を開始しました。

環状LIVE
列車の混雑状況をリアルタイムで確認可能に(画像:JR西日本、以下同)

 #環状LIVEは同社の公式スマホアプリ「WESTER」で利用できます。

 路線図から運行中の列車アイコンをタップすると、号車ごとの混雑状況を7段階で表示。車内温度、弱冷車、女性専用車、車いすスペースの位置、Wi-Fiの有無などの車両設備情報もまとめて分かります。

環状LIVE
「WESTER」のメニュー画面からアクセス
環状LIVE
路線図から運行中の列車のアイコンをタップして確認
環状LIVE
号車別の混雑度のほか、温度、車両設備情報なども表示

 対象はまず、大阪環状線とJRゆめ咲線を走行する323系普通電車から。2022年春ごろまでに京都線や神戸線などにも提供範囲を広げる計画です。

323系
大阪環状線などを走行する323系電車
環状LIVE
「#環状LIVE」の対象区間

 リアルタイム混雑状況の情報は、既存の「前週実績データによる混雑状況傾向」の情報に加えて、時差通勤促進、乗客の混雑回避や密回避の参考となるよう提供するもの。「号車ごとのリアルタイム混雑状況を知らせるサービスは関西で初」(同社)としています。

 より安心・快適な移動、「今現在」空いている列車や車両を選べることでより便利になりそうです。なおJR東日本も「JR東日本アプリ」で山手線をはじめ首都圏在来線の主な線区のリアルタイム混雑情報を提供しています。

環状LIVE
今回提供を開始する#環状LIVE(JR西日本「2021年6月社長会見資料」から)
環状LIVE
モニタ状態監視装置を備えた323系で実現する#環状LIVEの仕組み(JR西日本「2021年6月社長会見資料」から)

大泉勝彦



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