元中日ドラゴンズの山本昌さんが6月14日、自身のYouTubeチャンネル「山本昌チャンネル34」を更新。R/Cカー世界チャンピオンを目指し、マシンをチューンナップする様子を披露しました。
ガチなR/Cカー趣味で知られる山本さん。現役選手時代に趣味で始めたR/Cカーにどっぷりハマり、世界チャンピオンを目指して現在もタイムアップに奮闘しています。
山本さんが目指すのはコース1周13秒台。目標タイム達成のために「左右のサスペンションを連結するリアスタビライザーの径を3.0ミリから2.9ミリに下げ、走行の安定化を図る」チューニングを施したのだそうです。……多くの人は多分、何を言っているのか分かりません!
キューンと高い音でサーキットをカッ飛ぶように駆け抜けるエンジンカー。プロポを巧みに操る山本さんのテクニックでキュンキュンとコーナーを曲がります。チューンアップは成功したかと思いきや、立ち上がりでマシンがぶれる「腰砕け」が発生。
アッパーアームのシム調整を進めて再度チャレンジ。これもコンマ数ミリ単位の調整。順調な滑り出しに見えますが「(まだ)ぶれる」「まだピーキーさが残る」と山本さん。今度はタイヤ消耗によるぶれが発生したようです。……ピーキーすぎて私らにゃ無理です。
減ったタイヤを新品に交換、メカニックさんのアドバイスでフロント側のスタビライザーを2.3ミリから2.4ミリに変更。また0.1ミリ……。調整を進めた結果「運転しやすくなった」「いい感じ」。マシンのぶれが解消したようです。
「これ、ありかも!」とにっこりの山本さん。14秒3だったタイムは13秒9まで短縮。走り始めから0.4秒タイムアップしました。
それでも「目標は13秒5なんで」とまだ満足できない様子。クラッチ調整により直線速度も上昇。さらにタイムアップを目指せる環境も整いましたが、果たして次は……。
というか、シビアすぎ〜! 1000分の1秒を競うF1などのレースファンであれば、コンマ1秒を削る大変さ、こだわり、レベルの高さが分かるかもしれません。これがチャンプを狙う世界か……!
ファンからも「レベル高すぎw」「13秒台おめでとうございます」「同じプロポの佐橋兄さんのセッティングも参考になりそうですね」などのコメントが多く寄せられていました。
(カナブンさん)
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