アラブ首長国連邦・ドバイの航空会社「エミレーツ航空」が、思わずヒュンとしてしまうめっちゃ怖いCM映像を公開し、ひぇぇ! と震えて涼しくなった人が続出しています。
この動画は、アラブ首長国連邦(UAE)が、2021年8月8日に英国政府の定める渡航に関する制限(信号システム)で「レッドリスト」の国から「アンバーリスト」の国に変わり、入国制限が緩和されたことを告知するもの。ちなみに日本もアンバーリスト国に分類されています。
動画には「UAEが英国のアンバーリストの国になったことで、世界の頂上にいるような気持ちになります」と書かれたメッセージボードを手に持つ、客室乗務員の制服を着た女性が登場します。
最後のボードに切り替わると、映像は一気にパンアウト。何とその撮影場所は……ドバイにある世界一高い建物「ブルジュ・ハリファ」の頂上(高さ828メートル)なのでした。うわぁぁぁぁぁ!
この動画にネットでは「衝撃のラスト」「高所恐怖症には無理」「『ひゅん』ってなる」「最後、膝が震えます」など、ゾワゾワ涼しくなった人が続出していました。
CGじゃなくてガチだった! メイキング映像も公開
ブルジュ・ハリファは、ドバイにある163階建ての超高層ビル。「世界一高いビル」「世界一階数の多いビル」「世界一高い構造物」など、数多くの「世界一」記録を持っていることで知られています。
映像の公開直後から、ネットではこれ本物? CG? との声が多く寄せられたといい、その後、エミレーツ航空は「ガチだよ」とするメイキング映像も公開。事前のトレーニング光景や実際にブルジュ・ハリファの頂上に登り、撮影準備を行う様子が見られます。
安全を第一に考慮し、頂上に立ったのはエミレーツ航空の客室乗務員ではなく、プロのスカイダイビングインストラクターだそうです。ブルジュ・ハリファの頂上までは一般客の立ち入りが可能な展望台(124階)よりもさらに高い160階から、階段やはしごを使って1時間15分もかけて登りました。
CGで映像を作れる時代なだけに「実写でここまでするか!」と言いたくなりますが、さすがドバイのエミレーツ航空。今回も気合の入りようが半端なかったです。
(大泉勝彦)
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