メキシコ出身の俳優サルマ・ハエックが9月2日に55歳の誕生日を迎え、米俳優アンジェリーナ・ジョリーに祝われる動画をInstagramで公開しました。メキシコの習慣「la mordida(かじりつき)」にチャレンジしたアンジェリーナ。ハリウッドでは“大物”扱いのベテラン同士が、無邪気に顔をケーキに押し付けクリームだらけにしてしまう姿にびっくりしてしまいます。
サルマは「兄と私はアンジーにメキシコの“モルディーダ”を教えてみたの」とコメントを付け動画を投稿。そのなかではケーキを前に、兄とアンジェリーナに挟まれて座るサルマが、一斉に友人たちから「モルディーダ! モルディーダ!」のコールを受けています。
何だか少し申し訳なさそうにサルマの後頭部に手を添えるアンジェリーナへ、「大丈夫よ」というようにサルマは膝をポン。さらにコールが響くなか“顔面ケーキ”のタイミングを教えるため、もう1度膝をポン。サルマもちょっと腰が引けているように見えるのに、ちゃんと合図をしてあげるところがかわいいですね。
このメキシコでの誕生日の習慣は本来、ろうそくの火を吹き消したあとケーキを切る前に、主役がひと口目を食べることが目的だったそう。顔を上げたサルマはクリームをべっとり付けながら、しっかりケーキを食べています。場が盛り上がるなか、アンジェリーナも顔を両手で覆い大ウケ。コメント欄でも「かわいい(ハートの絵文字)」「楽しいね、これ大好きだよ」「ベイビー、お誕生日おめでとう」などと多くのファンが動画を気に入り、祝福しています。
アンジェリーナとサルマは11月5日公開予定のマーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)26作目となる映画「エターナルズ」で共演しています。映画「ノマドランド」で非白人として初めてアカデミー監督賞を受賞した中国のクロエ・ジャオが監督を務めることでも話題の同作は、MCU22作目となる「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年公開)から5年後の世界が舞台。地球でひっそりと暮らす種族「エターナルズ」の戦士セナをアンジェリーナが、リーダーのアジャクをサルマが演じています。予告編を観る限り作品はシリアスな雰囲気ですが、今回はスタジオの外での和気あいあいとした雰囲気が垣間見え、ファンとしてもうれしい動画となりました。
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