Netflixオリジナルアニメシリーズ「攻殻機動隊 SAC_2045」(全12話)に新たなシーンを加えて再構成した劇場アニメ「攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争」が、2021年11月12日から2週間限定で公開されます。監督を務めるのは映画「ヤクザと家族 The Family」や「新聞記者」などの作品を手掛けた藤井道人さん。
「攻殻機動隊 SAC_2045」は士郎正宗さんのコミックが原作。劇場アニメ「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」やテレビアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」、ハリウッド実写映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」など、さまざまな形で展開してきたシリーズ初のフル3DCG作品としてNetflixで2020年4月から配信されており、続編となるシーズン2の制作が決定しています。
シーズン1のオープニングテーマ「Fly with me」の特別編集版を主題歌とし、全編にさらなる色調調整が加えられた「攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争」。2週間の限定公開は全国20館で行われ、メインビジュアルをあしらった特製クリアファイルが付くムビチケ(先着特典付き前売券)の販売は9月10日から開始されます。
監督を務める藤井さんはオファーを受けた際、「何かの間違いじゃないか」と驚いたとのこと。「畏れ多くも2時間の映画に再構築させていただきました」と、全12話の物語を編集することで、同シリーズをこれまで見たことがない人でも楽しめる濃密な映画になったとコメントしています。
藤井道人監督コメント
オファーをいただいたとき、何かの間違いじゃないかと驚きました。が、ご縁あってこの歴史あるタイトルの劇場版監督を引き受けることになりました。神山監督と荒牧監督が丹念に作り上げた世界を、畏れ多くも2時間の映画に再構築させていただきました。攻殻機動隊シリーズを観たことがない人でも楽しめる、濃密で見応えのある映画が出来ました。是非劇場でご覧ください。
(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会
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