ダイゴーが販売している横長のノート「isshoni. ノートブックデスク」が、PC手前に置くのに最適な天才的商品と話題になっています。まさに今の時代にぴったりなこのノート、どのようにして生まれたのか話を聞きました。
このノートの販売が始まったのは2021年2月。リモートワークやオンライン会議などで、PCを前にメモをする際に最適なサイズであることを推した商品となっています。ラインアップは、13インチと15インチの2サイズにレイアウト2種の全4種。
Twitterでサオリさん(@webstudyroom)が「考えた人天才。PC手前に最適な横長ノート。使うの楽しみ」と写真を添えてツイートしたところ、7万件以上の「いいね」が集まるほど人気となりました。
ありそうでなかったこのサイズのノート、どのようにして生まれたのでしょうか。ダイゴーに話を聞きました。
―― どのような意図で企画されましたか。
ダイゴー: isshoni.というブランドのノートの企画を進めている中で、コロナ禍となったことがきっかけです。弊社社内でも急きょ在宅勤務をすることになり、オンライン会議も増えました。
さまざまなノートの試作を進めていたのですが、その中の1つである横長のノートが在宅勤務時の机の上にぴったりおさまることから、ミーティング中に商品開発チームの中でもこのノートを今すぐ使いたいという声がでました。当時は緊急事態宣言もあり、マーケティング調査や販売店様の反応などを聞くこともできなかったのですが、社内でも使用してもらう内に、「これは使いやすい」「便利だ」という声が高まり発売に至ったものです。
―― 製品化にあたり、工夫した点や苦労した点はありますか。
ダイゴー: この意図が伝わるかどうかという点と、十分なマーケティングができない中で共感が得られるのかという不安がありました。「リモートワークに」というコピーをつけたり、ノートPCの前で広げるイメージ写真を用意したりと、とにかく意図が伝わる工夫をしました。
―― 今回ネットで話題になった件についてどのように受け止めましたか。
ダイゴー: SNSの担当をしておりまして、ユーザーの方が使いやすい、便利だとツイートをして頂けることはメーカーとしてこれ以上にない喜びです。今回はサオリ様にこちらの意図が伝わり、とてもうれしかったです。
さらに多くの方に知って頂け、おそらく共感して「いいね」「リツイート」をしていただけたことがとてもうれしいです。
まさにコロナ禍が生んだ便利商品、通常通りの日常が戻ってきても普段使いができそうです。価格は770円〜1100円で販売中。
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